米独身者の40%、デート相手は「ワクチン接種済み」に限る

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ピュー・リサーチ・センターが4月6日に発表した調査結果によると、独身でデート相手を探している米国人の約40%が、「ワクチンを接種した人としか付き合わない」と回答し、63%が「パンデミックによってデートが難しくなった」と答えている。

一方で、「パンデミックがデートに影響を与えない」と答えたのは、回答者の約3分の1だった。「デートがしやすくなった」と答えた人も3%居た。

回答者の過半数の56%が、「相手のワクチン接種の有無は、付き合うかどうかに影響しない」と答えていた。「ワクチンを接種していない人としか付き合わない」と回答した人も2%居た。

さらに、パンデミックは、「交際への興味に影響を及ぼしていない」と答えた人が59%と過半数を占め、「興味が増した」が11%、「興味をなくした」が10%だった。

一方、「ウイルスに感染することへの恐怖が恋人が出来ない主な理由だ」と答えた人はわずか10%で、「独身を楽しんでいる」と答えた人が44%、「他に優先すべきことがある」が42%、「忙しくてデートをする暇がない」が約20%だった。

ピュー・リサーチ・センターは、2月7日から13日にかけて9388人を対象にこの調査を実施した。

米国疾病対策予防センター(CDC)によると、ワクチン接種を完了した米国人の割合は65.6%に達している。

カイザー・ファミリー財団が6日に開示した世論調査データで、「パンデミックの影響で日々の行動を変えた」と回答した米国人の割合は42%だったが、「まったく変えていない」という人の割合も41%だった。また、「以前に行っていた活動を少ししか行っていない」と答えた人が17%だった。

一方、パンデミックは結婚式にも影響を与えている。2020年には、多くの結婚式が中止や縮小に追い込まれたが、2021年の件数は急増した。この分野に特化した調査会社Wedding Market Researchによると、2022年に米国で行われる結婚式の件数は250万件近くに及び、1984年以降で最多になる見通しという。

編集=上田裕資

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