Synspective
調達額:119億円
調達先:三菱UFJ銀行 / 商工組合中央金庫 / Abies Ventures / Pavilion Capital / SBIインベストメント / SBIホールディングス / みずほキャピタル / エースタート / ジャフコグループ / スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー / 三井住友トラスト・インベストメント / 損害保険ジャパン / 新生企業投資 / 日本郵政キャピタル / 森トラスト / 環境エネルギー投資 / 野村スパークス・インベストメント
備考:シリーズBラウンド / 野村スパークス・インベストメントは日本グロースキャピタル投資法人を通じて出資 / スパークス・イノベーション・フォー・フューチャーは宇宙フロンティアファンドを通じて出資 / 三井住友トラスト・インベストメントはジャパン・コインベスト3号投資事業有限責任組合を通じて出資 / 環境エネルギー投資はEEI4号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合を通して出資
衛星データを用いて広域の地盤変動を解析し、その結果を提供するソリューションサービス「Land displacement monitoring」等のサービスを提供してるスタートアップ。
「Land displacement monitoring」は小型SAR衛星の開発・打ち上げ、衛星が取得した衛星データを用いて広域の地盤変動を解析し、その結果を提供するソリューションサービスである。
同社独自のInSAR解析技術により、広域な地表面の変動量をmm単位で検出し時系列で表示することで、地下鉄の開発、空港のメンテナンスなど様々な建設プロジェクトの効率化を図っている。
その他にも施設における稼働状況の異常検知を行うモニタリングサービス「Facilities Monitoring」や大規模な太陽光発電所や屋上太陽光発電所の設置場所の計画が難しい場合において、適した場所を見つけることができるサービス「Solar Potential Area Mapping」等の提供を行っている。
2022年3月、損害保険ジャパン、野村スパークス・インベストメント、Pavilion CapitalなどからシリーズBラウンドによる第三者割当増資および融資により119億円の資金調達を実施。これにより、同社は創業以来、累計228億円の資金調達を完了した。今回新たに調達した資金は、主に小型SAR衛星の開発・製造・打上・運用、量産施設の準備、および衛星データソリューションの開発とグローバル展開等に充て、更なる事業拡大を目指す方針だ。