オレンジデーは、大切な人とオレンジやオレンジ色のものを贈り合い、絆を深める日。愛媛県の柑橘類生産農家が、オレンジの魅力をもっと広めたいという思いで発案した記念日で、1994年に制定されました。
オレンジの花言葉が「花嫁の喜び」であることや、オレンジは花と実を同時につけるため欧米では愛と豊穣のシンボルとされていることも由来だといいます。
バレンタインデーやホワイトデーは愛の告白など恋愛のイメージが強いですが、オレンジデーは、恋人だけでなく、家族や周囲の大切な人と幸せを分かち合う日とされています。
一方のブラックデーは、韓国発祥の非公式な記念日。バレンタインデーやホワイトデーを楽しめなかった恋人のいない男女が、黒い服を着て、チャジャンミョン(韓国風ジャージャー麺)やブラックコーヒーなどの黒いものを食べたり飲んだりして、さみしさを分かち合う……という日だそうです。友人たちと集まって一緒に楽しく過ごしたり、この日には大型の合コンパーティなどが企画されたりすることもあるのだとか。
日本と韓国では対照的な2つの記念日ですが、どちらも誰かとの繋がりを大切にして楽しく過ごすことを目的としている点は共通しています。
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