キャリア・教育

2022.04.02 12:00

人生を変える! カリスマ経営者の金言BEST10

Forbes JAPAN編集部

成功してもなお働き続ける理由


ソフトバンク孫正義さんは、小さな個人の夢を追いかけるのではなく、個々人の願望をはるかに超えた高い志の大切さについて語っていた。なぜソフトバンクが飽くなき挑戦を続けているのか。これは孫さんに限らないが、なぜ一生かかっても使い切れないほどの巨額の資産を手にしていながら、いまなお誰よりも懸命に仕事に向かう経営者が少なくないのか、理解ができた。志が大きいのだ。

そして物事は心のもちようで変わってくるということ。京セラの稲盛和夫さんは若いころ、何をやってもうまくいかなかった。それでも希望を捨てず、未来があると信じて仕事に打ち込んでみたら、人生は変わった。「命運を分けたのは運不運ではない。心のもちようだった」と大変な迫力で語ってくれた。その意味は、年を取ってから必ずわかる、と。成功する人には、理由がある。

楽天グループ会長 三木谷浩史
まわりの雑音は気にしなかった。とにかく自分の頭で考えることに徹したんです

資生堂社長 魚谷雅彦
選択したものは、思い切り好きになって、のめり込みました

経営共創基盤会長、日本共創プラットフォーム社長 冨山和彦
確実なのは、“確実なものなどない”ということ。そしてプロは生き残れるということ

パナソニック専務兼パナソニックCNS社長 樋口泰行
辛かったですね。最初は嫌で嫌でしょうがなかった

リクルートホールディングス社長 出木場久征
お金のためとか、会社のためとか、そんなんじゃないでしょ

京セラ名誉会長 稲盛和夫
苦労や試練に直面したときは、自分は幸運だ、と思えばいい

ファーストリテイリング社長 柳井正
行動してみる前に考えても無駄です。行動して、考えて修正すればいい

SBIホールディングス社長 北尾吉孝
正しく生きようとすること。そして人間性を磨くことです

日本マクドナルド社長兼CEOO 日色保
本当にそうなのか。どうしてそうなのか。常に、この2つを突き詰めていく

ソフトバンク創業者 孫正義
夢と志は違う。それはもう衝撃でした


上阪 徹◎1966年生まれ。経営、金融、ベンチャーなどをテーマに幅広くインタビューや執筆を手がける。取材人数は3000人を超える。2014年に「上阪徹のブックライター塾」を開講。『プロ論。』『外資系トップの仕事力』など著書多数。

『1分で心が震えるプロの言葉100』◎日本の経営者のみならず、ジェームズ・ダイソンら海外企業のトップ、学者やアスリートなど上阪徹が実際にインタビューした著名人100人のパワーフレーズ集。1話1分で読める解説付き。東洋経済新報社刊。

文=上阪 徹

この記事は 「Forbes JAPAN No.091 2022年月3号(2022/1/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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