ライフスタイル

2022.04.03 13:00

米国人男性の美容製品に対する関心が全年齢で上昇


データを見るかぎり、スキンケアは、他の非従来的男性用美容製品への入口になるかもしれない。男性が使用を検討する製品として、スキンクリームに僅差で続いたのはアイライナーで、18~34歳の男性の過半数は、プロの施術のもとで美容製品を使うことにも前向きだった。

また、スペイトによれば、男性用アイライナーのGoogle検索数は、前年比で14%増加している。若い男性たちは、「美容製品は、自分の社会生活を改善する」「美容製品は、楽しい自己表現の方法だ」といった文に同意する割合が高かった。

関心が高まっているのはスキンケアだけではない。スペイトのデータによると、男性用ネイルのGoogle検索数は、前年を35%以上も上回る増加を見せている。もっとも関心が高まっているのは、ペディキュア、ネイルアート、ネイルデザインだった。

ブランドはどう対処すべきか


イプソスによれば、会話の話題を「身だしなみ(grooming)とスキンケア」から「美容製品(cosmetics)」に変えると、男性の態度と認識に、顕著にネガティブな変化がすぐさま生じた。こうした変化は、男性消費者の年齢が高いほど顕著だったが、18~34歳の男性においても、「美容製品の使用については、一切検討しない」と答えた人は37%にのぼった(51歳以上の男性では、71%が同様の回答をした)。

男性用美容製品ブランド「ストリクス(Stryx)」の共同創業者で最高マーケティング責任者を務めるジョン・シャナハン(Jon Shanahan)は、「当社顧客の70%以上は、それまで美容製品を一度も買ったことのない人々だ」と語る。

化粧品店に来店して製品を知り、試し、購入することに「まったく」あるいは「あまり」抵抗がないと答えた人は、18~34歳の男性の場合は3分の2以上にのぼったが、51歳以上の男性では、同様の回答は3分の1にとどまった。

ブランドが成功するためには、年齢層ごとに異なるマーケティングアプローチをとる必要があるだろう。ストリクスのシャナハンによると、同社では年齢層によって異なるメッセージを使い分けている。若者に対しては、ニキビ、吹き出物、赤ら顔。中高年に対しては、酒さ、老人性色素斑(シミ)、しわといった問題にフォーカスしているという。

翻訳=的場知之/ガリレオ

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