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2022.03.29 13:00

【3月第4週資金調達まとめ】ドローン事業展開のテラドローンが80億円調達


jinjer


調達額:51億円
調達先:Tybourne Capital Management(リード) / SBIホールディングス
備考:他、事業会社1社とVC1社を含む

人事管理システム「ジンジャー人事」など「ジンジャーシリーズ」を展開するスタートアップ。

「ジンジャー人事」は、人事・労務業務をペーパーレス化し、組織の生産性向上をサポートする人事管理システム。人事情報が集約されたデータベースを使って、人員配置や育成計画、モチベーション管理ができ、組織の生産性向上に貢献する。

また、ほかのジンジャーシリーズと組み合わせることで、勤怠や給与計算システムとも人事情報の一元管理が可能だ。

2022年3月には、Tybourne Capital Managementをリードインベスターとし、SBIホールディングスなどを引受先とする総額約51億円の資金調達を実施。

この資金調達により、「ジンジャーシリーズ」のプロダクト開発とマーケティング投資、エンジニアやセールスをはじめとした採用活動の強化などへ投資をしていく方針だ。

matsuri technologies


調達額:20億円
調達先: DGインキュベーション / JICベンチャー・グロース・インベストメンツ / RFIアドバイザーズ / SMBCベンチャーキャピタル / 三菱UFJキャピタル
備考:シリーズCラウンド / その他名前非開示の不動産デベロッパ大手1社を含む / DGインキュベーションはEarthshotファンドを通して出資

民泊関連の総合支援サービス「m2m Systems」等を展開するスタートアップ。

「m2m Systems」は、民泊やマンスリーマンションのための宿泊運営管理システムだ。

同シリーズには、本人確認&自動チェックインサービス「m2m Check-in」や、民泊代行サービス「m2m Host」があり、民泊支援市場において、多角的にサービスを展開している。

2020年4月には新型コロナウイルスの拡大による自主隔離及び一時帰国支援者向けサービス「自主隔離/予防.com」と「一時帰国.com」をリリース。その後、2022年11月には、無人空間運用サービスの「StayX」を発表している。

2022年3月には、JICベンチャー・グロース・インベストメンツRFIアドバイザーズが運営するファンド、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、DGインキュベーションのEarthshotファンド、および大手不動産会社の6社より、総額約20億円の資金調達を実施。

これにより、2016年8月からの融資を含む累計資金調達額は約34億円となった。調達した資金は、「StayX」事業へ充当する方針だ。
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文=STARTUP DB

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