ミレニアル世代がトレンドをけん引
26~41歳のミレニアル世代は、ヨーロッパ、アフリカ、ガラパゴス諸島、南極といった「夢の旅行先」を訪れる意欲をけん引しているだけでなく、今回の調査で明らかになった旅行に関する主要なトレンドもけん引している。
「夢の旅行先が再び注目を集めつつある」と話すヘンドリーによると、回答者全体の過半数(55%)が、2022年には一生の夢だった旅行を予約したいと答えており、その意欲はミレニアル世代(67%)とZ世代(65%)で最も高かった。また、回答者の3分の2(65%)が、新車を購入するよりも夢の旅行先に行きたいと答えているほか、ミレニアル世代の約半数(49%)は、夢の旅行先に1人で旅することを希望している。
もう一つの大きなトレンドである、社会的インパクト(世界に良い影響を与えること)を意識した旅行は、あらゆる世代の関心を集めているが、これもリードしているのはミレニアル世代だ。
回答者全体の5人に4人(81%)が、現地の文化に浸れる場所に行きたいと答えており、ミレニアル世代の比率(84%)がやや高い。同様に、回答者の81%が、自分のお金を地域社会に還元したいと考えており、特にミレニアル世代(83%)にその傾向が強い。
また、回答者の約8割(79%)が、旅行計画の立て方や予約する企業について、より目的意識をもって選ぶようにしていると答えている。これも、ミレニアル世代(83%)が平均を上回った。