3月3日(桃の節句)と5月5日(端午の節句)の間の日であることから、性同一性障害やトランスセクシュアル、トランスジェンダーなど、性の多様性について理解を深めてほしいという願いが込めて、1999年に制定されました。
スポーツ界においても、性の多様性への理解が深められつつあります。
2021年に開催された東京オリンピックでは、2016年のリオオリンピックの約3倍にあたる180人以上のLGBTQ+のアスリートが参加したと言われています。ウエイトリフティングのローレル・ハバード選手(ニュージーランド)は、トランスジェンダーを公表している選手としては初めて、生まれた時の性別とは違う性別として女子87キロ超級に出場しました。
その一方で、課題もあるのが現状です。昨年12月に行われたアメリカの競泳大会で、女子として出場したトランスジェンダーの選手が、2位の選手に38秒もの差をつけて優勝したことから、アメリカ水泳連盟が出場に関する新たな方針を示したことが話題となりました。トランスジェンダー選手の大会参加は認められつつあるものの、今後も議論が必要とされています。
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