オバマ元大統領がNetflixの新作ドキュメンタリーに声の出演

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ネットフリックスは3月15日、バラク・オバマ元大統領が、4月から配信される世界各地の自然保護区や野生動物の保護区を検証するドキュメンタリーシリーズのナレーションを担当すると発表した。

「Our Great National Parks」と呼ばれる番組は、世界の国立公園とそこに生息する生物に焦点を当てた5話構成のシリーズで、ケニアのツァボ国立公園やカリフォルニア州のモントレー湾などで撮影されたシーンが含まれている。

オバマ大元統領は、全5話のナレーションを担当し、15日に公開された予告編では、ビーチを裸足で歩きながらシリーズを紹介している。



元大統領は、ミシェル・オバマ夫人と立ち上げた「Higher Ground Productions」とネットフリックスが結んだ複数年契約の一環として、このプロジェクトのエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。

環境保護は、元大統領の在任中に最優先された課題の一つで、ネットフリックスによると彼は大統領として、前任者の誰よりも多い5000万エーカー以上の公有地と水域の保護を確立していたという。

本作は、オバマ元大統領夫妻が2018年にネットフリックスと複数年の制作契約を結んで以来、最新のプロジェクトになる。2人はこれまでオスカーを受賞したドキュメンタリー映画「アメリカン・ファクトリー」や、高い評価を受けた「ハンディキャップ・キャンプ:障がい者運動の夜明け」などのシリーズを手掛けてきた。

2020年に、ミシェル夫人は自身の回顧録のドキュメンタリー「Becoming」に出演し、昨年は子供向け料理番組「ワッフルとモチ」に出演した。また、2019年に夫妻のプロダクションはスポティファイとも契約を結び、オバマ元大統領は昨年、ブルース・スプリングスティーンのポッドキャストに参加していた。

編集=上田 裕資

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