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2022.03.16 16:00

4月1日をApril Dreamに。撮影会で出会った4人の人生をかけた夢。

夢を語るには勇気がいる。自分からの発信で、自分の大切な夢を語ることは難しい。だから、4月1日くらいは夢を語ってもいいじゃないか。そして、夢を語る人は、その勇気を讃えられるヒーローであって欲しい。約束から行動が生まれ、自分と未来をきっと変えていく。そんな循環が、世の中を一歩前進させるはず。夢が、世界を変えるはずだ。

プレスリリース配信サービスを運営するPR TIMESが継続しているプロジェクト「April Dream」には、そんな思いが込められている。

今年3年目を迎えたこのプロジェクトは、2020年、2021年の2回で、企業からは1000社の、個人からは994名のApril Dreamが発信されてきた。

April Dreamでは事業者がプレスリリースで夢を発信し、未来を共につくる仲間や協業先と出会うことも、個人が夢を語り、SNSやブログ等で約束して行動に繋げることも促進している。その仕掛けの一つが、新宿駅Dreamステーション化計画。世界で一番乗降客が多い新宿駅(一日平均359万人が利用する世界一の乗降者数の駅としてギネス世界記録に2018年認定)で、JR、小田急、京王、都営地下鉄、東京メトロの各線につながる新宿駅西口広場にある無数の柱を活用し、300名のポートレートとその人の夢をデザインしたポスターを掲出する。期間は3月28日から4月10日。

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April Dream撮影会にて、撮影を待つ参加者たち。緊張のなかにも笑顔があふれる。

本誌は、そのポスターの撮影会を取材する機会を得た。そこで撮影のために訪れた4人から、掲げる夢、その実現に向けた思いを聞いた。


浅井裕子 51歳
“日本一、通っちゃいたくなる八百屋さんになる”



「もともと料理の本を作る出版社に勤めていました。料理のためには食材も重要なので生産者の方の声を聞きに行く機会もたくさんあったんです。そのうち、野菜の繊細な味の違いを知るにつれて、自分自身がその味を届けたいと思うようになりました。

そして一念発起して八百屋さんを始めようと決意しました。物件を探していたら、横浜のあるパン屋さんが週末に店舗を貸してくださって、期間限定の八百屋“アネモス青果”をオープンできました。

いま、みなさんは野菜はスーパーで買うことが多いと思うんですが、並んでいる野菜がどんな人が作っていて、どんな思いで作っているかってわかりにくいじゃないですか。対面で野菜を販売していると、お客さんと会話をするなかでこの野菜がどういうもので、どう調理すると美味しいということを伝えることができます。

お客さんにとって新しい発見の場になって、もっと食を楽しめるような、そんな場所を造りたい。いまは間借りですが、いつか自分自身のお店で。それが私の夢です」

中村俊介 37歳
“人生に彩りを与えられるような全国区のラジオパーソナリティーになりたい!”



「中学生のころからラジオを聞くことが好きでした。その一方で、自分の声がどうしても好きになれない悩みもありました。しかしある日友人に“いい声してるね”と言われたことをきっかけに、自分の声を使って世の中に様々な価値を伝えることができるラジオパーソナリティーに憧れるようになったんです。就職活動ではアナウンサーの試験を受けたりもしましたが、職業としては叶えることができずに大人になりました。

仕事の傍ら、stand.fmやVoicyで自分のチャンネルを持ち、Podcastでは“3分トレンドニュース”というコンテンツを配信しています。聴いてくださる方がいることに喜びを感じながらも、メジャーなFM局でもっと多くの人に情報を伝えたいという昔からの夢はいまでも持ち続けています。

自分はいま37歳。ラジオパーソナリティを職業にすることは難しいのかもしれません。でも、自分の夢を語り続けることで、いつか夢を叶えたときに自分の姿も含めて聴いてくださる人が勇気を持てたり、自分が発信する情報で生活を豊かにできたらいいなと思っています」

徳永大貴 25歳
“地球最高の説得力を持った宇宙飛行士”



「小学生の頃の自分はクラスに馴染むことができず、学校では保健室にこもっていた時期もありました。そこで図鑑を眺めていて、宇宙飛行士という職業を知りました。誰も行ったことのない場所を目指して命がけで進んでいく宇宙飛行士がとても格好良く感じて、自分の憧れになったんです。

でも宇宙飛行士になるためには“理系の大学を出て、3年、実務経験を積む”という条件がありました。そこで勇気を振り絞って教室の授業に戻ったんです。理系の大学に進み、航空会社に就職しました。パイロット候補生として訓練を積んでいたのですが新型コロナウイルスに感染し、その後遺症で体調不良が続きいまは療養生活を送っています。

でもそんな自分でも諦めずに挑戦を続け、宇宙飛行士になることができたら、そんな存在って“諦めなければなんでも叶う”という最高の説得力になる。そうなりたいと強く願いながら、まずは身体を治し、宇宙飛行士を目指し続けます」

神谷喜穂 32歳
“私らしく、ものづくりを支える”



「小さい工場がたくさんある街で育って、子供の頃から将来はエンジニアになるって決めていました。でも、14歳で脳の病気が発覚して日常生活も満足に送れず、夢を失って一度は絶望しました。でも身体が動かなくても考えることはできる。それで、ものづくりのビジネスを徹底的に勉強し、工場が不得手な在庫管理、売上と生産量を管理する方法を研究して、国際学会で“Best Paper Award”を受賞しました。

現場にも近づきたいと考えて人手不足を解消するAIロボットを開発しようとAIスタートアップでも働き始めました。また、現場の技術力を世の中に発信するための体験型イベントも開催するようになりました。その活動を通じて国連開発連合主催のSDGsビジネスアイデア・コンテスト“ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2020”のファイナリストにも選出されました。

夢中で研究と実践を繰り返しているうちに、病気はいつの間にか治っていました。私が得意な方法で、ものづくりを支えていくこと。それをこれからずっと続けていくことが私の夢です」


夢を掲げて、それに向かって歩み続けている背景を語る表情は明るい。その表情に触れていると、パワーを与えられるような気持ちすらある。

今回、撮影を行ったフォトグラファーの水島大介は、ひとりひとりに「あなたの夢は?」と尋ねながら、撮影になれてない個人の参加者たちの緊張をほぐしていた。

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撮影後に、参加者と記念撮影。左から2番目が水島大介。

「みなさんが夢を語ってくださることから、僕自身もパワーをもらっています。300人の撮影を終えるころには、肉体の疲れとは裏腹に、きっと僕もすごく元気になっているんだろうなと思いながら、ひとりひとりのみなさんと向き合っています」



プロのフォトグラファーによる自らのポートレートを確認する参加者。

夢はパワーになる。そして、それは夢を持つ自分自身だけではなく、応援する人にも勇気を与え、そして夢を発信することで共感する人の輪が生まれ、さらに大きな力を生み出す。

そんな、夢の力を実感するような撮影会だった。4月1日をApril Dreamに。夢を語ってみませんか?

April Dream
https://prtimes.jp/aprildream/

Promoted by PR TIMES / photograph by Daisuke Mizushima(D-CORD)(poster), Yuto Kuroyanagi(event) / edit by Tsuzumi Aoyama

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#夢の途中。はじまりは4月1日