キャリア・教育

2022.03.14 19:00

未来を作る人が見つけた「私にヒントを与えた未来の種」


ゲーム実況プラットフォームは「交流」を目指す


「Humankind 希望の歴史」ルドガー・ブレグマン
 ──ミラティブ 代表取締役 赤川隼一

精緻なファクトから「ほとんどの人は本質的に善良」という言説を展開しています。SNSが分断を加速させた時代に、安易な「共感」ではなく「交流」こそが相互理解のキーという指摘は、当社の事業指針にも大きな影響を与えてくれました。

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20歳のアクティビストが読む自然と人類の共生のあり方


「僕たちはどう生きるか」森田真生
 ──環境アクティビスト 酒井功雄

硬いフレームワーク越しの未来ではなく、人々が自然と豊かな関係性を抱ける方法を模索している本です。未来に対する罪悪感から、今の世界で私達がすでに受け取っている恩恵を再認識し、自然や他者との関係性を再構築する視点をもらいました。

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編集部が選ぶ未来を考えるための本5選


未来はもう始まっている──。特集テーマを深めるための推薦図書をForbes JAPAN 編集部が選んだ。未来を複数の視点から考えるきっかけをくれる書籍を紹介する。

データから見つける幸せのヒント


「予測不能の時代 データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ」矢野和男

ベストセラー『データの見えざる手』著者の最新刊。人の幸せを測るアプリの開発者であり、未来は予測不可能だと定義する著者の思考を辿ることで、個人、そして組織を幸せに導くためのヒントが詰まっている一冊。

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肉体を捨てた研究者が送る人間讃歌


「ネオ・ヒューマン 究極の自由を得る未来」ピーター・スコット・モーガン

ロボット科学者、ビジネスマンとして活躍した著者が、ALSの診断を受けて、自らを実験台にサイボーグ化していく様子を描く自叙伝。病に侵されながらも希望をもち続ける姿に、肉体から解放された新しい人類の誕生を応援したくなる一冊。

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脱資本主義ではない新しい資本主義の思考


「アイデア資本主義 文化人類学者が読み解く資本主義のフロンティア」大川内直子

文化人類学学者の視点から資本主義を論じる一冊。歴史と最前線を読み解きながら、空間・時間・生産領域のフロンティアの消滅、そして「内に向かう発展」。脱資本主義とも異なる、「アイデア資本主義」の思考が見えてくる。

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編集=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.090 2022年2月号(2021/12/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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