ミミズで薬をつくる社長が見る目指すべきリーダー像
「兵法の天才 楠木正成を読む 河陽兵庫之記・現代語訳」家村和幸
──ワキ製薬 代表取締役社長 脇本真之介
経営者に必要な四徳について詳細に学べるだけでなく、周囲との関係性や計画性、どのようなリーダーを目指すべきなのかを鮮明に意識するきっかけとなった書物。ビジネスリーダーは是非一読いただきたいです。
若手起業家の師匠は柳生正
「一勝九敗」柳井 正
──Sportip 代表取締役CEO 高久侑也
「会社とはどういうものか?」という問いから始まる本書は柳井さんが経営者として体験した圧倒的な成長のプロセスを追体験できる内容になっている。失敗から学び成長する勇気を与えてくれた。
AI起業家の見る未来は地球規模の歴史にあり
「地球史を読み解く」丸山茂徳
──エクサウィザーズ 代表取締役社長 石山 洸
50億年前にできて80億年後に無くなることが決まっている地球。その130億年の歴史の節目を20個の大事件に区分して解説するプラネット全史。超ロングタームの未来について考えさせられる一冊です。
生物多様性に挑む起業家の原点
「生命、エネルギー、進化」ニック・レーン
──イノカ CEO 高倉葉太
本著には、生命の起源から今に至るまでが書かれています。その中に、改めて生命の凄まじさを実感しました。事業として生命に向き合っていくことの可能性を感じさせてくれた本です
マンガの神様から学ぶ人間中心主義
「火の鳥『未来編』」手塚治虫
──木原製作所 代表取締役 木原康博
マンガの神様の名作。「人工頭脳」に判断を任せる漫画の中の人類と「AI」を駆使して生活を効率化していこうとする今の人類。機械は補助であくまでも人が中心という考えを持たなければと考えさせられる作品です。
燃えない木材をつくる社長が「理」を教わった本
「『易経』一日一言」竹村 亞希子(編著)
──シェルター 代表取締役会長 木村一義
情報があふれる世の中で、経営者はつねに正しい判断・決断が求められます。原理原則を知らなければ、正邪の判断はできない。「易経」は天地自然の理を教えてくれる、私の人生に深く影響を与えた一冊です。