思い通りにいかないとき、冷静を保つ5つの方法

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人は物事が計画通りに進まなくなると、無力感に襲われてしまうことがある。落ち着かず、方向感覚を失ったような感覚だ。

人生では、予期せぬ出来事は必ず起きる。予想外の事態に対処する能力は、リーダーに必要なものだ。以下に、予想外の出来事に冷静に対処する5つの方法を紹介する。

1. すぐさま悲観しない


何かが予想通りに進まなくても、この世の終わりではない。すぐ短絡的に最悪の事態を想定してはいけない。予期していなかったことが、必ずしも悪いものとは限らない。むしろ、嬉しいサプライズとなる可能性もある。

2. いったん落ち着く


対処に走る前に、まずは落ち着くこと。あなたも過去に、飛びつかずもう少し考えればよかったと思ったことは何度もあったのではないだろうか?

「一文惜しみの百知らず」ということわざを肝に銘じよう。行動する前に少し考える時間を取ることで、長期的な影響と後悔を生む行動を避けられるだろう。

3. 完璧さは必要ではない


何かが完全に予定通りの形で進まないからといって、自分が失敗したとは言えない。完璧を求めるのは間違っていることの方が多い。

4. 自分の仕事は問題解決


人生には、取り組むべき問題が多い。つまり、問題解決は人生の一部だ。

仕事に関して言えば、あなたは問題を解決することでお金をもらっている。コンピューターがその仕事をできるのであれば、あなたは雇われなかっただろう。

問題解決は、難しい作業だ。自分の仕事は難しいものだということを、忘れないようにしよう。計画通りに進まないものが出てきた時は、解決が難しくても慌てないこと。

5. 周囲に助けを求める


予定通りにいかないものが出てきたとしても、自分一人で対処しなければいけないわけではない。仲間に助けを求めよう。

助けを求めるのは、弱みではない。助けを求めるべきタイミングを理解していることは自己認識の現れであり、むしろ強みだ。さらに、周囲を巻き込むことで、より効果的かつ効率的に問題を解決できる。

予期せぬ事態に対処する能力は、リーダーにとって必要なものだ。予定通りに事が運ばない時は、悲観はせず、気持ちを立て直す時間を取り、完璧さを求めるべきではないことを受け入れ、自分の使命は問題解決にあることを自覚し、周囲へ助けを求めることをためらわないようにしよう。

編集=遠藤宗生

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