テクノロジー

2022.03.04 07:30

Apple Watchに「エクストリームスポーツ」モデルが追加か?

James D. Morgan/Getty Images

James D. Morgan/Getty Images

今年のApple Watchの製品ラインアップには、大きな変化が期待できそうだ。ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は最新のPower Onニュースレターの中で、「今年のApple Watchのアップデートは、初代モデル以来で最大のものになる」と述べている。

アップルは、2020年にApple WatchのSeries 6に加えてSEをデビューさせて多くの人を驚かせたが、今年の秋には「Apple Watch Series 8」と「Apple Watch SEの新バージョン」、そして「エクストリームスポーツ用のApple Watch」の3モデルがリリースされるという。

最新のApple Watch Series 7の場合、ケースの素材は「アルミニウムケース」、「ステンレススチールケース」、「チタニウムケース」の3つから選択できるが、ここにタフネスに特化して設計された全く新しいタイプのWatchが加わるとしたら非常にエキサイティングだ。

ガーマンはさらに、Series 8には待望の体温センサーが搭載されるかもしれないと述べている。しかし、それが唯一のヘルスセンサーの追加になる見通しで、ストレスの測定や、病気の予測などを可能にするセンサーは追加されない見込みという。

筆者の推測では、前回のアップグレードでデザイン面に注力したアップルは今年、機能面のアップグレードに注力しようとしており、そのために新たなセンサーは必須のものになりそうだ。

ガーマンはまた、「アクティビティトラッキング(活動追跡)の大型アップデートとチップの高速化が期待できる」と述べている。.

これまでApple Watchは歴代のほぼ全ての新モデルで内蔵チップを進化させてきたが、ガーマンのコメントから考えて、今年のモデルのチップには大幅なパワーアップが期待できそうだ。

一方、2017年9月に発売されたSeries 3は、2022年の新モデルの発売と同時に販売が終了するとガーマンは述べている。今年秋の新シリーズの発表までにはまだ十分な時間があるため、さらに詳細な情報がリークされることに期待したい。

編集=上田裕資

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事