ビジネス

2022.03.02 07:30

ジェームス・カフナーに聞く、ウーブン・シティは何を目指すのか?


これが、ウーブン・プラネットの現在進行形だ



ウーブン・プラネットの豊田大輔SVPと。「彼のなかにもアントレプレナーシップが息づいている」(カフナー)。



数百人が着席できるオフィス食堂エリア。「フードストリート」の4つの店からメニューを選べる。この日は「霧島黒豚ハンバーグ生姜ソース」「イカスミスパゲティー」「ソイミートと野菜の黒酢あん」「ガパオ」。



フェーズ1で検討中の建物外観CG。あくまで途中段階にすぎす、ソフトウェアのバージョンが書き換わるように日進月歩で進化。


開発現場では人物のいる位置を測定、実際に足を動かして「デジタルツイン」上の街を体感できる。


パーソナルモビリティで広いオフィス空間を行き交う従業員。「理想のオフィスを一緒につくるため、339個の案を出してもらった。投票で8つに絞り、実現したのがこのワークスタイル」(豊田)


移動にかかわるあらゆるサービスを提供していくというトヨタの企業メッセージ「MOBILITY FOR ALL」。ロゴの中に点字が隠されていたのが印象的だ。


コンセプト車両のシルエット。原寸大と思しきモックアップはe-Paletteより小ぶりだ。カフェのような器具が備わる。



ウーブン・シティ模型。小さなスケールで検討したデザインが、大きな敷地へ広がっていく。


ジェームス・カフナー◎ウーブン・プラネット・ホールディングス代表取締役CEO。スタンフォード大学コンピュータ科学ロボティクス研究所博士。カーネギー・メロン大学、グーグルなどを経て現職。トヨタ自動車の取締役・執行役員、CDO、先進技術開発カンパニー統括を兼務。

文=神吉弘邦 編集=Forbes JAPAN編集部 写真=ヤン・ブース

この記事は 「Forbes JAPAN No.090 2022年2月号(2021/12/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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