300人未満の部ランキングTOP3
1位 ドヒハウス
女性たちの生産性の高さが際立つ
総合スコア:96.7(女性活躍基礎数値:64.4/取り組み方65.6/制度・施策63.3)
事業内容:広島県呉市を拠点に事業展開する自社工場をもつ注文住宅メーカー。住宅は女性の目線が重要であり多くの女性従業員が多様な働き方で在籍している。
注目ポイント:建設業界の首位はアワード史上初。女性登用や評価、意識改革への取り組みに尽力。
2位 ハー・ストーリィ
ジェンダーが高らかに語られる時代に生きる事業
総合スコア:95.0(女性活躍基礎数値:66.1/取り組み方49.2/制度・施策66.7)
事業内容:女性たちの声を集め企業に届ける事業を起こして32年。女性消費者の声をマーケティングに活用する事業を展開。女性視点に特化した強み。
注目ポイント:女性視点マーケティング事業を生かし、登用や意識改革における研修を社内外へ実施。
3位 ブランディングスタイル
女性の自立と活躍を推進する目標を守ってきた
総合スコア:95.0(女性活躍基礎数値:60.4/取り組み方71.2/制度・施策67.1)
事業内容:福岡でビューティサロンを展開。顧客層は20代から70代までと広く、オーダーメイド施術など個性あるサロン事業が特徴。2019年にも受賞歴がある。
注目ポイント:社員一人ひとりとライフプランを対話し、各人を支援できる組織体制・仕組みを構築。
※1 Forbes JAPAN WOMEN AWARDとは
【成り立ち】女性向けのライフキャリア支援事業を展開するLiB協力のもと、女性リーダーやプロフェッショナルを輩出している企業と、自ら道を切り開き自分らしく働く女性を讃えるアワードを、2016年に発足した。Forbesのグローバルな視点に加え、国内企業の人事担当者やD&I推進担当役員・社員等にサーベイを実施し、その結果とアドバイザリーボードによる審査を経て、受賞企業と個人受賞者を決定している。
【特徴】本アワードは、人数比率や育休比率、福利厚生などの「過ごしやすさ」を基準にするのではなく、社内の女性活躍推進のために大きなアクションを起こした人物やチーム、女性登用を進めたことで生産性と成長につなげた事例に着目し、企業の「ポジティブな努力」の見える化を実現するものである。5回目となる今回は、企業のジェンダー平等への取り組み、女性に対するエンパワーメント、男性の意識と理解等について調査を実施した。
※2 調査方法
【実施期間】2021年5月17日〜2021年7月30日
【実施方法】ウェブ実施によるサーベイ調査
【回答数】企業数:310社 個人数:4601人
企業、管理職、一般従業員(女性)の三者に対して、女性活躍推進に関する調査を実施。企業は『どんな努力をしているか』と『どのように努力しているか』を調査することで企業の努力とその結果を、さらに管理職を介して一般従業員には『企業努力を実感しているか』と『やりがいを感じているか』を調査することで、企業努力の個人への浸透度と活躍実感を測る構成。これらをスコア化し、企業の女性活躍の進捗を定量的に把握する。
※3 スコアの見方
【算出方法】総合スコア=結果指標スコア(企業の取り組みの結果として、対象企業の女性活躍推進の成熟度を数値化した指標)+行動指標スコア(どれほど経営的/組織的/積極的に人事制度・施策を取り組んでいるかのプロセスを数値化した指標)×比重係数
【女性活躍基礎数値】企業が女性活躍推進に取り組んだ結果を基礎数値として表した主要な指標。従業員における女性割合や、採用割合、男女の勤続年数比などから、数値を偏差値化している。
【取り組み方】企業が女性活躍推進についてどのような体制や姿勢で取り組んでいるかを表した指標。ガバナンス、推進力など分野別に、経営者がどの程度、戦略的・組織的に女性活躍推進に取り組んでいるかを偏差値化して算出。
【制度・施策】企業が女性活躍推進のためにどのような制度・施策を実施しているかを表した指標。両立支援、育成、登用など分野別に、どれだけ人事制度・施策を試行錯誤しながら実施しているかを偏差値化して算出。
総合スコアは結果を重視するための係数を用い、先行指標であるプロセスも評価。スコアの内訳(上記3項目)は、全項目から抽出した一部の数値。