経済・社会

2022.02.24 18:00

米ゴシップサイトがエリザベス女王巡る誤情報を拡散、批判集まる


これに対してリーは、個人のアカウントを通じて、この投稿は「なりすましアカウント」からのもので、HUは「記事の内容を撤回していない」「バッキンガム宮殿は、記事を否定する公式の声明をまだ出していない」などとコメントしている。

一方、英国の複数の王室担当記者らは23日、ボリス・ジョンソン首相が(感染が確認された)エリザベス女王に、通常の謁見ではなく電話で、週に1度の重要案件に関する報告を行ったとツイートしている。

英国は「プラチナ・ジュビリー」を祝賀


君主が初めて在位70周年を迎えた英国は今年、「プラチナ・ジュビリー」を祝う数々の記念行事を予定している。6月には特別に祝日が設けられ、パレードやさまざまなイベントが行われる。

エリザベス女王は2月初め、ジュビリーイヤーを迎えるにあたって声明を発表。チャールズ皇太子の即位後は、カミラ夫人の称号を「国王夫人(プリンセス・コンソート)」ではなく、「王妃(クイーン・コンソート)」とすることを希望すると異例のコメントを公表している。

チャールズ皇太子はダイアナ妃との離婚後、2005年にカミラ夫人と再婚。このときバッキンガム宮殿は、夫人は皇太子の戴冠後、「国王夫人」と呼ばれることになると説明していた。

編集=木内涼子

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