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2022.02.27 11:30

米国で「大麻成分入りドリンク」の人気が上昇中

(c) MXXN


大麻入りドリンクというカテゴリーは、誕生してまだ日が浅く、新規企業が次々と参入している。先述したリーフリンクで、インサイトおよびマーケティング・サービス部門を統括するアレックス・フェルドマン(Alex Feldman)によると、同社を通じてカリフォルニア州で購入できる大麻入りドリンク商品の数は、2021年1月から12月までで倍以上に増えた。そのなかで最も人気なのが炭酸飲料で、大麻入りドリンク売上の3分の1以上を占めている。
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コロラド州、ミシガン州、ネバダ州、オレゴン州、ワシントン州では、炭酸飲料は、大麻入りドリンク売上の約3分の1を占めている。残りの3分の2は、ドロップタイプ、ミックスタイプ、溶液タイプ、シロップタイプ、アイスティー、レモネード、フルーツドリンクだ。

カリフォルニア州では、供給量が大幅に増加したのに伴って、種類の豊富さや価格面に関して、消費者にとって喜ばしい状況となっている。2021年には、カテゴリー価格が9%低下した。一方、もっと成熟が進んだ市場では、新規参入が少なく、価格が安定する傾向にある。大麻入りドリンクの新規参入がほとんどなかったコロラド州では、2021年に価格が5%上昇した。

ヘッドセットのシニア・データアナリスト、クーパー・アシュリー(Cooper Ashley)によると、ブランドやカテゴリーは州ごとに異なり、それぞれが独特の市場を形成しているため、人気を比較するのは簡単ではない。大麻入りドリンクを複数の州で展開しているブランドもいくつかあるが、大麻入りドリンク企業の多くは、1つの州のみで販売している(これは、大麻業界の一般的な傾向と同じだ)。
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とはいえ、大麻関連の法規制を緩和する州が増えていることから、大麻入りドリンクは、今後も順調に成長する見込みだ。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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