ランキングには、労働市場の状態が反映されている。例えば、コロナ対策の規制と長引く労働力不足のあおりを受けるレストラン業界は、ここランキング入りした企業数の減少が最も顕著で、昨年の29社から今年は11社に減った。
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一方、逆風に負けなかったのが、教育機関だ。教師の多くがコロナ禍で燃え尽き症候群を経験しているが、ランキング入りした組織の数は他のどの業界よりも多く、中企業・組織ランキングではカリフォルニア工科大学（7位）を筆頭に8％、大企業・組織ランキングではエール大学（12位）やミシガン大学（16位）などが7％を占めた。
医療関係も予想外の健闘を見せ、大企業・組織トップ50の約4分の1、トップ10の約半数を医療機関が占めた。フィラデルフィア小児病院（CHOP）は昨年の39位あら1位に躍進。同院は、コロナ対応や評判が高い評価を受けた。
以下は、今年の「米国で最高の雇用主」ランキング上位5位に入った企業や組織。
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大企業・組織
1位 フィラデルフィア小児病院
2位 サザン・カンパニー
3位 航空宇宙局（NASA）
4位 メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター
5位 ミシュラン・グループ
中企業・組織
1位 ヴェラ・ブラッドリー
2位 FICO
3位 PCLコンストラクション
4位 ペンギン・ランダムハウス
5位 ジェンテックス
