マネー

2022.02.22 10:00

【2月第3週資金調達まとめ】飲食店向け予約管理システムのトレタ、20億3000万円調達


Animoca Brands


調達額:約11億円
調達先:Animoca Brands / MCPアセット・マネジメント
備考:シードラウンド / MCPアセット・マネジメントはIPX1号ファンドより500 万USD出資 / Animoca Brandsより500万USD調達

ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームを構築・提供などを行うAnimoca Brandsの日本における戦略的子会社。

同社は、WEB3.0に関するブロックチェーン・NFTを活用したプラットフォーム構築のサービス提供を行なっている。具体的には、日本の知財・IPホルダーがWeb3.0 のエコシステムの中で自らNFTやトークンを発行できる仕組みを提供。それによって、ファンとのコミュニティを構築し成熟化させていくことを支援する。

2022年1月には、シードラウンドとしてMCPアセット・マネジメントが組成したIPX1号ファンドから500万USD、Animoca Brandsから500万USDにより、約11億円の資金調達を完了。

このシードラウンド完了を経て、今後は東京都港区を拠点に、日本における事業拡大に取り組む予定だ。また、来たるWeb3.0 時代に、日本と世界を直接つなげることを使命としてビジネスを展開していく方針だ。

ClipLine


調達額:4億5000万円
調達先:DG Daiwa Ventures / SMBCベンチャーキャピタル / あいざわアセットマネジメント / 山口キャピタル
備考:シリーズEラウンド2ndクローズ / シリーズEラウンドの総額は10億5,000万円、累計資金調達金額は25億5,000万円に到達

動画で組織実行力を高めるマネジメント支援サービス「ClipLine(クリップライン)」を提供するスタートアップ。

「ClipLine」は、動画とクラウドで多店舗展開ビジネスの生産性を改善するサービスだ。OJTを1対1ではなく、対多人数へ拡張し、24時間いつでもどこでも新人がひとりでトレーニングできる環境を構築し、指導者の拘束時間を削減する。

吉野家などの外食企業での導入から始まり、介護事業のSOMPOケアホールディングス、小売業では中古車のガリバーなど、多様な業種・企業での導入を経て、現在は運輸・工場など店舗を持たない多拠点ビジネスでも活用されるようになっている。

2021年9月末時点で約15000店舗、40万人に利用されている。

2022年2月、シリーズEラウンド2ndクローズにおいてあいざわアセットマネジメントやDG Daiwa Ventures、SMBCベンチャーキャピタル、山口キャピタルを引受先とした第三者割当増資によって4億5000万円の資金調達を実施。

今回の調達を通して、よりプロダクトを進化させ、更なる事業成長を行う方針だ。
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文=STARTUP DB

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