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2022.02.22 10:00

【2月第3週資金調達まとめ】飲食店向け予約管理システムのトレタ、20億3000万円調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、2月3週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

トレタ


調達額:20億3000万円
調達先:凸版印刷 / HR Tech Fund / Image Frame Investment / 三井住友トラスト・インベストメント / 岡三キャピタルパートナーズ
備考:金融機関1社からの融資を含む / 岡三キャピタルパートナーズはOCP1号投資事業有限責任組合を通して出資 / 三井住友トラスト・インベストメントはジャパン・コインベスト3号投資事業有限責任組合を通して出資

飲食店向けの予約管理、顧客台帳システム「トレタ」を提供するスタートアップ。

「トレタ」は、高級レストランや居酒屋などあらゆる飲食店の予約を簡単・便利に管理ができるサービスだ。店舗経営に不可欠なオペレーションの効率化をサポートすると同時に、これまで最も情報化の遅れていた飲食業界のIT化を急速に普及させる核となるサービスを目指している。

また、同社は、最短で10分後に入れる飲食店を予約できるサービス「トレタnow」も提供する。同サービスでは、顧客の突発的な飲食店予約のニーズと飲食店の空席在庫のマッチングを自動で行い、顧客と飲食店双方の利便性の向上を目指す。

2022年2月、凸版印刷、HR Tech Fund、Image Frame Investment (HK) Limited、岡三キャピタルパートナーズ、三井住友トラスト・インベストメントの5社を引受先とした第三者割当増資および金融機関1社からの融資により、総額20.3億円の資金調達を実施したことを発表。

調達した資金は飲食店向け店内モバイルオーダー「トレタO/X」等のプロダクトの開発推進および人材採用に積極的に投資を行うとともに、投資家とパートナーシップを図って協業事業の推進を通じ、さらなる事業拡大を図っていく。

ファストグループ


調達額:約16億円
調達先:ゼンリンデータコム / ベンチャーラボインベストメント
備考:シリーズAラウンド / 融資を含む / ベンチャーラボインベストメントは南都銀行のCVCファンドを通して出資

グローバルカーライフテックサービス「cars(カーズ)」を運営している企業。

「cars」はカーライフテックサービスのクルマのセールス・メンテナンス・リペア・アクセサリー・シェアリングサービスをはじめ、自動運転技術を活用した革新的なモビリティサービスを順次提供している。

2019年7月には同サービスの提案するスマートカーライフを体験できる「carsストア」を複数店舗オープンした。 スマートカーライフアドバイザーと一緒に「carsカフェ」でゆっくり寛ぎながら楽しむことができる。

2022年2月には、シリーズAラウンドとして、第三者割当増資と融資による合計約16億円の資金調達を発表。今後、自動車整備業界をはじめとする自動車業界向けの経営・集客・複業をサポートするマーケティングオートメーションサービス「cars MANAGER」、および個人向けグローバルカーライフテックサービス「cars」への開発を強化していく方針だ。
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文=STARTUP DB

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