ビジネス

2022.02.22

サーフィンのない人生なんて! 日本のビジネスマンよ、もっと遊ぼう

左・髙島郁夫(BLUE WEDGE代表)、右・松尾考哲(SUBMARINER代表)


サーフィンは、素の自分に戻れる究極のマインドフルネス。



まつお・たかあき◎1968年、大阪府生まれ。海外留学後、93年にバーニーズ ニューヨークに入社。外資系広告代理店、博報堂などを経て、現在は女性副業支援COLOFULLY会長。21年にブランド開発などを手がけるSUBMARINER設立。

松尾考哲:サーフィンを始めたのは28歳のときです。いきなり千葉の荒波にもまれましたが、嫌になるどころかハマってしまいました。以来、生活が一変し、早起きして太陽を浴び、水を浴びるのが大好きになりました。

自然のなかで無になり、素の自分に戻れる感覚もいい。ゴルフも楽しいけれど、肩書きや地位をグリーン上でも引きずりますよね。その点、サーフィンの自由さは格別です。


サーフィン歴25年の松尾。愛犬のカイくんとともに海に向かうことも。ピースな空気が漂う。(写真/松尾提供)

高島さんは僕より12歳年上ですし、経営者としては仰ぎ見るような存在。人生の考え方から男としてのあり方、遊び方、社会に対するメッセージの発し方など、あらゆる点で尊敬する大先輩です。何を聞いても勉強になる。人柄はレイドバックでダウン・トゥ・アース、ビビッドで人間らしくて、大好きです(笑)。

サーフィンでも、人気スポットに無理して入るより、空いている場所で波に癒やされることを大切にしている。そういうところのバイブスが合うんです。

サーフィンをしているときは、スマホは携行していません。でも、海の上では、ネットでは学べないことをたくさん学ぶことができる。ビジネスはスマホの中で済ませられるかもしれないけれど、リアルに出かけ、人に会い、体験してこそ、アイデアが湧き、センスが磨かれるんじゃないかな。


レイドバックなサーファーが集まるサーフポイント、豪バイロンベイのザ・パスも2人のお気に入り。(写真/松尾提供)


「エグゼクティブ異種交遊録」は、能動的に出会いを求めるアクティブな経営者たちを繋ぐ「場」と「機会」を提供するコミュニティ、Forbes JAPAN SALONの会員をつなぐ連載です。

文=松下久美 写真=若原瑞昌

この記事は 「Forbes JAPAN No.090 2022年2月号(2021/12/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

連載

エグゼクティブ異種交遊録

ForbesBrandVoice

人気記事