IWC Pilot’s Watch Chronograph 41
ダイヤルも美しい洗練のパイロットウォッチ
2019年に発表され好評だったスピットファイアと同じサイズの41mmケースに、自社製Cal.69385を載せた新作。これには腕の動きを主ゼンマイの巻き上げる動力へと効率的に変換するラチェット式両方向自動巻システムが搭載され、最大約46時間のパワーリザーブを得る。デザインは洗練されており、グリーンダイヤルとの組み合わせはかなりオシャレ。
このモデルにはストラップを容易に交換できるクイックチェンジシステムが採用されており、付け替えを楽しむことができる。もはや幅広い層に向けたスポーツクロノグラフといってもいいだろう。
ケース素材|ステンレススティール
ケース径|41mm
ムーブメント|自動巻き Cal.69385
価格|913000円
問い合わせ|アイ・ダブリュー・シー 0120-05-1868
MORITZ GROSSMANN Central Second
初センターセコンドの美しき三針モデル
6時、7時位置のサブダイヤルで秒を表示していたモリッツ・グロスマンが、初めてセンターセコンド表示を採用したモデルである。ダイヤルは洗練されたサーモンカラーで、手仕上げされじか火で焼き戻されるスティール製のブルー針との相性がとてもいい。
自社開発のプッシャー付き手巻き機構は、リュウズを引き出すと時刻調整モードに切り替わり、時計は動きを停止。手を離すとリュウズはバネの力で元のポジションへと戻るが、そのままリュウズを回すことで時刻の調整が可能というもの。時計のリスタートは4時位置のプッシャーを押すだけである。
ケース素材|ステンレススティール
ケース径|41mm
ムーブメント|手巻き Cal.100.11
価格|3300000円
問い合わせ|モリッツ・グロスマン ブティック 03-5615-8185
FREDERIQUE CONSTANT Highlife Worldtimer Manufacture
ワールドタイムを備えた実用的スポーティモデル
ドレスウォッチの印象が強いフレデリック・コンスタントだが、一体型のブレスレットとせいかんなデザインをもつ「ハイライフ」コレクションはスポーティさが際立つ。今年追加されたのは、世界各都市の時刻を表示するワールドタイマーだ。
ダークブルーのダイヤルには、24時間表示と6時位置にはデイト表示、外周部には24都市のタイムゾーンを表した都市表示ディスクが置かれている。ワールドタイマーはケースサイドのプッシュボタンで操作することが多いが、このモデルはリュウズのみの操作であらゆる機能調整を行えるというシンプルなものだ。
ケース素材|ステンレススティール
ケース径|41mm
ムーブメント|自動巻き Cal.FC-718
価格|492800円
問い合わせ|フレデリック・コンスタント相談室 0570-03-1988
TISSOT Tissot PRX Quartz
70年代の香りがする、シンプルなデザイン
1970年代に展開していたシリーズが原点。当時の「高精度かつ堅牢 Precise and Robust」というコンセプトに、10気圧の「X」を加え、モデル名としている。時、分、秒の3つの針とデイト表示のみで、デザインはとてもシンプル。ブルーのサンレイダイヤルも美しい。
ケース、ブレスレットは一体構造で、形状も無駄がなく洗練されており、ミドルケースのシャープなデザインが優れた装着感を想起させる。実際にケース厚も10.4mmと薄型なのだが、裏ぶたが肉厚なのでタフな構造であることがうかがえ、防水性が10気圧であることもうなずける。
ケース素材|ステンレススティール
ケース径|40mm
ムーブメント|クォーツ Cal.ETA F06.115
価格|55000円
問い合わせ|ティソ事業部 03-6254-7361