「マインドフルなリーダー」に欠かせない5つの資質

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マインドフルなリーダーは誠実である


マインドフルなリーダーは、誠実かつ率直に他人とコミュニケーションを図ろうと努力する。従業員が影響を与え合い、耳を傾け合い、ともに成長していけるような環境づくりを心がけよう。そうすれば、組織はダイナミックであり続け、組織に要求されることが変化しても対処していくことができる。困難に見舞われた場合でも、従業員に包み隠さず伝えよう。コミュニケーションが透明であれば、従業員は状況を明確に把握できるし、不信感を抱くこともない。

マインドフルなリーダーは直感力がある


自分の直感に結びつく状態とは、勘や感情についてマインドフルな状態にあるということだ。ビジネス界で生き残っていくためには、問題を解決していくことが不可欠だが、大半の人は理性だけに頼っている。けれども、大きな障害を乗り越えていくうえでは、自分自身と自分の直感を信じることも絶対に必要だ。

直感が鋭いと、創造力が発揮され、自分という存在をもっと意識できる。だから、もっと直感に従って行動するよう心がけたり、直感にもっと耳を傾けたりするようにしよう。

ツクはこう指摘している。「私たちはまず、自分への強い信頼を育てなくてはならない。まわりの流れに逆らうようなかたちになっても、自分の直感に従う勇気が必要だ。そうして初めて、本当の意味で完全な成功が着実に根づき、花開くだろう」

マインドフルネスは、単なるプログラムではない。ムーブメントであり、その勢いは増している。企業のリーダーはいまこそ、マインドフルネスを受け入れ、先頭に立ってその模範を示し、周囲もそれに倣うよう鼓舞すべきだ。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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