ライフスタイル

2022.02.20 12:30

もはや宙に浮いたテント! マットも敷ける最強ハンモックで快適キャンプ生活

地面を離れ、空中にプラ〜ンプラ〜ン。

蝶のサナギのようなコイツの正体は、寝返りもうてる安定感抜群のハンモックだ。

昼寝などの寛ぎタイムだけでなく、就寝用にハンモックを愛用するキャンプ通も多い。地面に触れないので、地質や傾斜を気にする必要がないからだ。

しかし、あらゆるものに長所と短所はあるもので、ハンモックは床面が沈むので寝にくい……といった課題もある。


フライシートを外せばメッシュ仕様にもなり、夏でも快適。「焚火ハンモック」3万7400円(2月中旬発売予定)/テンマクデザイン(カンセキ WILD-1事業部 028-651-0570)

それを解決したのが、ここに紹介するテンマクデザインの「焚火ハンモック」だ。

「焚火ハンモック」との商品名の通り、TC素材(ポリエステルとコットンの混紡)を使用し、焚火の火の粉に耐性がある。……のだが、これはオマケ程度の機能。



セット内容は本体、フライシート、メインポール・サブポール各2本、収納ケース(ロープは別売り)。「焚火ハンモック」3万7400円(2月中旬発売予定)/テンマクデザイン(カンセキ WILD-1事業部 028-651-0570)

今作は、ハンモックには珍しいフレームを設けることで、寝心地の良さを極めたのがポイントだ。



U字とV字のダブルフレームで本体生地に張り感を生み出していく。

しかも、立体裁断による生地はほとんど伸縮性がなく、体が沈みにくい。これが、寝返りがうてるほど安定した底面のヒミツだ。



また、本体の床面にはマットがセットできる構造になっているので、クッション性はもちろん、防寒性もアップできる。


デッドスペースとなる両端は荷物置き場として活用可能。


フルクローズにしてもファスナー開閉で簡単に出入りできる。


冬は寝袋を持ち込んでフルクローズに、夏はメッシュ仕様にして、虫を除けつつ夜風を感じて夢心地。

ということはコレ、イメージとしては“宙に浮いたテント”ってことじゃないか? 地面から受ける冷気や湿度から逃げられるのは、かなりありがたい。

キャンプで寝床の選択肢を広げてくれるハンモック2.0。ソロキャンプを楽しむ人には最強の存在になるかもしれないぞ。


「焚火ハンモック」3万7400円(2月中旬発売予定)/テンマクデザイン(カンセキ WILD-1事業部 028-651-0570)

[問い合わせ]
カンセキ WILD-1事業部
028-651-0570

(この記事はOCEANSより転載しています)

文=鈴木純平

タグ:

連載

OCEANS × Forbes JAPAN

ForbesBrandVoice

人気記事