「カクテル教室」などで社員が交流
こうした中、ミステリーは、バーチャルな懇親会や会社が従業員に贈るギフトボックスなどのエクスペリエンスを企業に販売し、人気が高かったイベントを測定するツールを提供した。同社はバーチャルイベントに焦点を当て、かつてのデートサービスと同様に従業員の関心時を事前に調べた上で、最も高いエンゲージメントが得られそうなイベントを企業のチームにマッチングしている。
同社のイベントには、創作カクテル作り教室や、人気番組「Hot Ones」を真似て、辛いチキンウィングを食べながらコメディアンのインタビューを受けるというものが含まれている。
Guoによると、昨年11月に彼女がミステリーの創業メンバーと会った時には、同社は四半期に数千件のイベントを開催し、年間経常収益は数百万ドルに達していたという。1000社の既存顧客のうち、約60%はアマゾンやウーバー、ストライプなどのテック企業だが、ガールスカウトやフェミニスト空手連盟などの小さな組織も含まれるという。
同社は、提供するイベントを単発のものから定期開催するものへと移行し、企業が従業員のエンゲージメントを継続的に把握できるようにしている。「以前のビジネスでは、数千人が対象だったが、今年は数百万人に良い影響を与えることができている」とKovalskyは語った。