QPS研究所
調達額:10億5000万円
調達先:スパークス・アセット・マネジメント(未来創生3号ファンド) / SMBC日興証券 / みずほキャピタル(みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合) / 山口キャピタル(UNICORN 2号ファンド投資事業有限責任組合) / 大分ベンチャーキャピタル(おおいた中小企業成長ファンド投資事業有限責任組合、大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合)
備考:シリーズBセカンドクローズ
九州の地に宇宙産業を根差すことを目指し、小型衛星用アンテナなどを開発する企業。
同社の開発する小型衛星用アンテナは、従来のSAR(合成開口レーダー)衛星の20分の1の質量、100分の1のコストを実現し、100kg級高精細小型SAR衛星の打ち上げに日本で初めて成功したものだ。現在は、2025年を目標に、36機の小型SAR衛星を打ち上げ、コンストレーションを構築し、約10分ごとの準リアルタイム地上観測データサービスの提供を目指している。
2022年2月には、シリーズBのセカンドクローズにおいて、スパークス・アセット・マネジメント、SMBC日興証券、みずほキャピタル、山口キャピタル、大分ベンチャーキャピタルを引受先とする総額10億5000万円の資金調達を実施した。
シリーズBでの資金調達金額は総額49億円となる。今後、2022年打ち上げ予定の衛星3〜6号機、および7号機以降の開発・運用を加速させていく方針だ。
また、2025年以降を目標に36機の小型SAR衛星のコンステレーションを構築し、平均10分ごとの準リアルタイム地上観測データサービスの提供を目指す。