マネー

2022.02.15 10:30

【2月第2週資金調達まとめ】住宅ローンアプリのiYell、35億円調達


アルプ


調達額:12億5000万円
調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ / ディーエヌエックスベンチャーズ / GMO VenturePartners / 電通グループ(電通ベンチャーズ)

企業におけるサブスクリプションビジネスの効率化・収益最大化を支援するクラウドサービス「Scalebase」を運営しているスタートアップ。

「Scalebase」は多様化・複雑化するプロダクトやプラン、顧客の契約状態の変化などへの対応やオペレーションの煩雑化などの問題を解消する。

同サービスを活用することでプライシング、商品管理、顧客管理、契約管理、請求書の発行・送付、クレジットカード決済・口座振替などの決済、各種データ分析、前受金管理、仕訳登録など、サブスクリプションビジネスにおける業務を一元管理・自動化し、オペレーションの摩擦係数を限りなく低くすることができ、ビジネスの自由度を上げ、企業の収益最大化の実現を可能にする。

2022年2月には、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DNX Ventures、GMO VenturePartners、電通ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額12億5000万円の資金調達を実施。

今後は「Scalebase」の開発と、採用・組織体制の強化を行い、ユーザー層の拡大とさらなる提供価値の向上を目指す方針。

また、複雑な事業構造や大規模なトランザクションにも対応できる柔軟で汎用性の高いプロダクトとして、「Scalebase」を多様な事業領域に展開していく予定だ。

Micoworks


調達額:12億円
調達先:BEENEXT Capital Management(ALL STAR SAAS FUND) / Eight Roads Ventures Japan
備考:シリーズAラウンド

LINEを活用したマーケティングツール「MicoCloud」を提供するスタートアップ。

「MicoCloud」は、LINE公式アカウントによるマーケティング効果の最大化を実現し、新規顧客の獲得や既存顧客の継続率向上、顧客フォローの効率化に貢献。チャネル分析や複数拠点での一元管理、豊富な運用ノウハウに基づくサポートが強み。企業のマーケティング施策を効果的に行い、成長を加速させるソリューションだ。

2021年3月より、台湾での展開をスタートし、アジアNo.1のBtoCコミュニケーションプラットフォームを目指す。

2022年2月には、シリーズAにてALL STAR SAAS FUNDとEight Roads Ventures Japanを引受先とした第三者割当増資及び新株予約権付社債によって、約12億円の資金調達を実施。

今回の調達を通して、セールスやマーケティングへの投資、CxOクラスやマネージャークラスの採用を強化し、中長期的な成長を加速させ、アジアNo.1のプラットフォームとなることを目指す方針だ。
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文=STARTUP DB

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