プライベートでも仕事でも 成長する7つのステップ

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個人的な成長と仕事での成長は密接に関連している。両方の面で自己改善に取り組むことでより迅速かつ強固な成長につながり、全体的によりバランスが取れた人になれる。

筆者は個人と仕事での自己開発にどのように取り組むかを学ぶべく、破壊的起業家のロブ・ムーアを取材した。彼は、誰でも簡単に実践できる自己成長と発達の7つのステップを共有してくれた。

1. 自分を他者でなく、人生で最低のときと比べる


人生やビジネスで同じ道を歩む人が2人といることはない。そのため、自分を他者と比べることはただの無駄な作業だ。また、あなたには表面しか見えず、相手が裏でどのような苦しみや課題に直面しているかは分からない。

自分を他者と比べるのではなく、現在の自分を過去の自分と比べ、これまでの進歩を確認すること。自分が最悪の状況にあったときと比べれば、少なくとも一歩は進んだ状態である可能性が高い。そうでなければ、今後取り組むべきことが与えられたと考えること。

2. 現在経験している課題に感謝し、メリットを見出す


課題とは、正しい考え方を持って直面すればただの成長の機会でしかない。困難の真っただ中にいるときにその意味を見出すのは難しいかもしれないが、あなたに価値を与えてくれるものだと信じること。こうした困難に直面できることに感謝し、どれほど小さくても良い面を見つける努力をしよう。大半の課題は厄介だが、成長や発達に欠かせない厳しい教訓を学ばせてくれるため有益だ。

3. 現在の状況に感謝する


感謝の気持ちは非常に強力なツールで、毎日持つべきものだ。これまでの軌跡を振り返り、現在の状況とこれまでの進歩に対する感謝の気持ちを見つめ直そう。能動的に感謝の気持ちを持てば持つほど、自分の周囲をよりポジティブに見るようになり、突破口や個人的、あるいは仕事で成長がもたらされることに気づくだろう。ムーアは「何かに感謝すればその分野が伸びる」と述べている。

4. 計画を立てる


現在の位置が理解できたら、今度は未来を見るときだ。現在の位置と、具体的にどこに向かいたいかを書き出そう。その後、どうやってそこに到達するかの計画を立てる。計画はできるだけ詳細なものにし、学ぶべきことやどのように障壁を克服するか、行動を取る時間枠も考えること。

5. 求める生活を実現するため行動を取る


健康や富、幸福の向上などどのような目標でも、達成につながることを積極的に追求する時間を持とう。運動の時間を1日1時間設けたり、マインドフルネスの時間を20分確保したり、経済面の管理のためファイナンシャルアドバイザーを雇ったりすることなどがある。理想の生活を追求する上で間違った方法はただ一つ、行動を取らないことだけだ。
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翻訳・編集=出田静

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