フォーブスの試算で保有資産が26億ドルのティールは、メタの2022年の年次株主総会で退任する予定だとメタは発表した。
ティールは2016年の共和党全国大会で自身がゲイであることを宣言すると同時に、トランプへの支持を明確にし、翌年にはトランプの「イスラム教徒の入国禁止令」を擁護していた。これに対し、フェイスブックはトランプをプラットフォームから追放しており、ティールの取締役としての立場は、議論を呼ぶものとなっていた。
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ティールはフェイスブックの初期の大口投資家の一人で、2004年に50万ドルを出資していた。
2021年にティールはトランプを支持する上院議員候補のブレイク・マスターズと、「ヒルビリー・エレジー」の著者で親トランプ派の投資家のJ・D・バンスに1000万ドル(約11億5000万円)を寄付していた。ティールはまた、保守派の間で人気の動画共有プラットフォーム「Rumble(ランブル)」にも投資している。