DAIZ
調達額:30億円
調達先:日清食品ホールディングス / 丸井グループ / 三菱ケミカルホールディングス / 長谷川香料 / 物語コーポレーション / 東洋製罐グループホールディングス / インベストメントLab / 三井住友海上キャピタル / グローバル・ブレイン
備考:プレシリーズCラウンド / 他、金融投資家1社を含む / 累計資金調達金額は60億5,000万に到達 / 日清食品ホールディングスとは資本業務提携
植物肉「ミラクルミート」の開発・販売を手がけるスタートアップ。
「ミラクルミート」は発芽大豆由来の植物肉。
2050年までに地球上の人口は100億人に達すると予測されており、それに伴い2030年頃に訪れると予測されている“タンパク質危機”、“食肉価格の高騰”に対して植物肉の提供を通じて貢献をしていく。
同社は大豆の代謝に注目した独自の栽培方法である“落合式ハイプレッシャー法”を用いて植物肉「ミラクルミート」の開発を行っている。
一般的な植物肉は搾油後の油かす(脱脂大豆)を原料に利用しているが、同社の提供している植物肉は芽を出して植物になった瞬間の大豆を利用しているため、アミノ酸やビタミン等の栄養分を多く含んでいる。
これまで植物肉において課題とされていた、栄養不足や大豆特有の異風味を独自の製法で解決している。
2021年にはJ-Startup企業に選定され、2022年1月にはプレシリーズCで日清食品ホールディングス、丸井グループ、三菱ケミカルホールディングス、長谷川香料、物語コーポレーション、東洋製罐グループホールディングス等を引受先とした総額30億円の資金調達を発表。
今回の調達資金は、「ミラクルミート」の生産体制の拡大と研究開発(R&D)の強化、グローバルでの事業展開、成長を支える人材採用などにあて、さらなる事業基盤の拡充を図る予定だ。
HRBrain
調達額:18億円
調達先:Eight Roads Ventures Japan / Seiga Asset Management / みずほキャピタル / 第一生命保険
備考:みずほキャピタルは、みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合を通して出資 / 2億円のデットファイナンスを含む
組織成長クラウド「HRBrain」を運営するスタートアップ。
「HRBrain」は従業員の目標設定から評価までプロセスの全てをクラウド型のソフトウェアで効率化し、組織の生産性や目標達成力を高めるクラウドサービス。
これまでExcelや紙が主体で、ストック性・データ化・UXが損なわれきた目標・評価管理を大きく効率化することができる。
2017年1月のリリースから、積極的な機能追加を行いプロダクトを進化させていく中、生産性の向上を目的とした働き方改革も追い風となったことで、2020年1月には650社を超える企業に導入されている。
2022年2月には、新規投資家であるSeiga Asset Management、既存投資家であるEight Roads Ventures Japan、第一生命保険、みずほキャピタルを引受先とした2億円のデットファイナンス含む総額18億円の第三者割当増資を実施。
みずほキャピタルはみずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合を通して出資した。