キャリア・教育

2022.02.14 08:30

上司とのミーティングを有意義なものにするためのポイント

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進捗状況を伝えられるように準備しておく


1対1のミーティングは、自分が携わる仕事の進捗状況について上司に伝える絶好の機会だ。在宅やハイブリッド型で働いているなら、上司が、各プロジェクトの進み具合をすべて把握しているとは思わないほうがいい。包み隠さず伝え、必要なら助けやアドバイスを求めよう。

解決策を考えておく


問題点だけを書き連ねたリストを手にしてミーティングに臨むと、無能だという印象を与えてしまう恐れがある。ミーティングの場を利用して苦情を並べ立てるようなことがないようにしよう。

上司と有意義な話し合いをするためには、問題の解決策を用意しておかなくてはならない。すべての問題には解決策を用意できないとしても、積極性を見せて、リーダーとしての可能性を示そう。

フィードバックを求める


リーダーたちを対象にして行われた調査によると、「上司にフィードバックを求めようとする割合」が上位10%に位置するリーダーたちは、リーダーシップに関する全般的な有効性が、「100人いるうち、上から14人の集団(86パーセンタイル)に入る」と評価されている。つまり、公私ともに成長できる最も有効な手段のひとつが、上司にフィードバックを求めることだ。会話の主導権を握りやすくなるうえに、貴重な見識が得られることだろう。

前向きな話をする


上司は1日中、難しい会話をしたり、問題の火消しに走り回ったりして、うんざりしている。ならば、貴重なミーティングの場では、あなたがやりがいを持って取り組んでいるプロジェクトについて詳しく説明し、それが楽しいと思える理由を伝えよう。また、感謝していることがあればそれをはっきりと口にし、上司が支えてくれている場合は礼を述べよう。

ミーティングは、しっかり計画すればするほど、より実り多いものとなる。上司との関係を強化し、職場環境を向上させることが可能な機会だととらえよう。有意義なミーティングになるよう常に努めていれば、キャリアの成長は加速し、それに伴って、仕事への取り組み方も全般的に向上するはずだ。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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