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2022.02.08 12:30

日本初のブランディング型NFTマーケットプレイス「メモリア」とは

(c)memoria Inc.

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コンテンツの世界観を崩さずにNFTを販売出来る、ブランディング型NFTマーケットプレイス「メモリア」がいよいよスタートする。メモリアとエイベックスがタッグを組んだASMRのNFTコンテンツ販売は、IT業界のみならず各界からも注目を集めている。

新たにNFT業界、web3.0業界を席巻するであろうNFTマーケットプレイスの、その全貌と背景とは?


今年1月25日、ユーチューブのCEOスーザン・ウォジスキが、NFTの機能の提供を検討中である事を明らかにした。ツイッターも、プロフィール画像としてNFTを使用可能にするなどと、ここ最近、NFTへの注目度が高まっている。このNFT(ノン・ファンジブル・トークン)とはブロックチェーン技術を活用し、デジタル資産を唯一無二のものであると証明することである。

不動産なら登記簿謄本が、ダイヤモンドなら鑑定書といったように、物には証明となる証が存在するなか、デジタルデータの世界には、それらが存在しなかった。そこで、デジタルデータをNFT化する事で、例えば著名人の写真のNFTを誰が保有しているかわかるようになる。

また、NFTを他の誰かに移転した際の履歴が残るため、そのNFTが本物であることが確認できるシステムが生まれた。そういった点が、NFTに注目が集まっている所以である。そんなNFTが注目される今、満を持して2月8日にリリースされる新しいNFTマーケットプレイス。それが、「メモリア」だ。

最先端のweb3.0サービスを仕掛ける創業者は、リクポCOO


この「メモリア」を新たにローンチするのが、メモリア創業者の倉谷一圭。大阪市立大学生活科学部を卒業後、アフラック生命保険に入社。特別法人営業部と市場開発部で、保険商材×マーケティング×協力会社というアライアンス業務に夢中となり、30歳を前に自分への挑戦を課して、全く業界の異なるグリーに転職した経歴の持ち主。

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メモリア創業者の倉谷一圭氏

ゲームプロデュースやEC事業、動画事業、広告事業と、ひと通りの組織運営を牽引した後、新規事業の立ち上げ経験を経て、2019年、連続起業家の木崎智之が創業した会社であるリクポに参画する。木崎は、タイミーの1人目のエンジェル投資家でもある。

リクポは日本初の、「検索がいらないサロン予約アプリ、リクポ」でビジネスモデル特許を取得し、著名な個人投資家やベンチャーキャピタル等から数億円の資金調達を行い、乃木坂46(当時)の伊藤万理華をCMに起用するなど、勢い溢れるスタートアップ企業であった。

「社長の木崎が目をキラキラさせながらビジョンを語る姿に惹かれて、一緒に仕事をしたら面白いことができそうだと思った」と倉谷。これが倉谷の転機となり、人生初となる取締役COOに就任した。会社の成長にコミットし、昨年リクポを会社売却。それから数ヶ月後に、現在のメモリアを設立した。

サービスローンチのスピード感について尋ねると、「元々、リクポ時代から我々は、スピード感を持って仕事をしてきました。チームの意志決定の早さや連帯感、またエンジニアやデザイナーの、個々の能力の高さが全て功をなしているのだと思います」と語る。
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取材・文=中村麻美

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