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2022.02.02

有料会員数100万人のプラットフォーマーSKIYAKIが、Bitfanでクリエイターファーストな開発を続ける理由。

「クリエイターとファンとの関係が、2020年のコロナ禍を経てガラッと変わりました。以前のクリエイターからファンへの一方的な配信から、双方向のコミュニケーションへ。そこに弊社のサービスであるBitfanがマーケットにぴったりとフィットしました」

そう語るのは、SKIYAKI代表取締役の小久保知洋。SKIYAKIでは、これまで大手アーティスト事務所向けのファンクラブCMSを提供し、エンターテインメント業界において実績を残してきた。主力サービスは「Bitfan Pro」。

メジャーレーベルに所属するアーティストや団体のオフィシャルサイト、ファンクラブ・ファンサイト、ECサイトからチケット先行販売に至るまで必要な機能を単一の管理画面から更新できるものだ。ゆず、MAN WITH A MISSION、HYDE、日本相撲協会や千葉ロッテマリーンズほか、多くのアーティストや団体がこのサービスを活用している。




冒頭の小久保の発言にあるBitfanはこれをオープンにして誰でも使えるようにしたものだ。エンタープライズ版であるBitfan Proが個別のデザインやカスタマイズに対応するのに対し、オープン型のBitfanはテンプレートを活用することで同等のファンクラブサービス、ECサービス、チケットサービス、コメント課金からライブ配信に至るファンプラットフォーム機能を利用できる。多言語への対応、そして海外からの決済にも対応している。

そしてこのBitfanが2020年にリニューアルし本格展開を開始したことと、コロナ禍によりYouTubeやInstagram,TikTokなどで発信をする個人のクリエイターの活動が活発になったことのタイミングがピタリと一致。2022年の1月には、サービスに登録する有料会員の100万人突破を発表した。

Bitfan(SKIYAKI)を中心にしたビジネスモデル。3者のWIN-WINな関係こそが、このモデルを成り立たせる上でもっとも重要なポイントとなる。

「100万人といっても、大半はエンタープライズ向けのBitfan Proを利用するオーナー様方のファンである有料会員がほとんどです。オープン型のBitfanは新しいプロダクトなので会員数は毎年倍々のペースで増えていますが規模感的にはBitfan Proに比べると全然小さい。しかし今後のマーケットのポテンシャルというのはBitfanのほうが大きくなる可能性もあるので、引き続き注力していきます」

小久保が可能性を感じているマーケットとはどのようなものか。まず、クリエイターエコノミーと呼ばれる個人クリエイターの発信や活動により形成される経済圏、YouTuberやゲーム配信者、インスタグラマー、そして音楽アーティストやジャーナリスト、そして彼らのファンが形成する経済圏の規模感を聞いた。

「弊社のIR資料としても公開しているものでは、世界全体で5,000万人のクリエイターとファンがいるとしています。そして、北米を中心に弊社と同種のサービスを展開してトップシェアを得ているPatreonという会社があるのですが、ここのサービスを活用しているクリエイターが約20万人います。全体が5,000万人いるうちの何割が日本にいて、どれくらいのオーナーが見込めるかということは、YouTubeやTikTokなどの利用人口比から算出していく必要がありますが、充分なポテンシャルがあることはおわかりいただけると思います」

現在、SKIYAKIのサービスを活用しているオーナーの数は700弱。ケタ違いのマーケットがそこに広がっている。ここにあるのはクリエイターとファンの新しい関係性であり、2020年にリニューアルしたBitfanはまさにその新しいつながりにフィットするものだと小久保は自信をみせる。

「ファンクラブって、振り返ると世代があるんですよ。紙のファンクラブの時代があり、デジタルファンクラブ1.0、デジタルファンクラブ2.0、そして3.0とでも言うように整理できるんです」

SKIYAKIがまとめた日本でのファンクラブの変遷。携帯電話の発展とともに、クリエイターとファンの関係が変化してきた。

音楽アーティストを例に説明するとこのようになる。昭和のころは紙の会報誌をファンに届ける時代だった。その後ガラケーが誕生し、i-modeでオフィシャルファンサイトが立ち上がる。これがデジタルファンクラブ1.0。ちなみにこの呼称は、小久保の造語だ。その後スマートフォンの時代にかわり、キャリア課金によるファンサイトができる。これがファンクラブ2.0。

「近年、コロナもあってライブ配信が一気に増えましたよね。YouTube LiveやInstagram Liveが当たり前になってくるなかで、ファンクラブだけは双方性がなかった。しかし、2020年からBitfanへの機能追加の要望として、ファンクラブ向けのライブ配信やチャット機能をつけてほしいという声が急に増えたんです。アーティストとファンの双方向な繋がり、これはファンクラブ3.0と呼ぶべき時代が来たなと思っているんです」

クリエイターエコノミー、そしてその中でのファンとのつながりに小久保は目を光らせる一方で、ウェブ上に生まれる新しいテクノロジーにもアンテナを張っている。

「北米でのクリエイターエコノミーのトレンドを見ると、ファンクラブがDAO(分散型自律組織)化する可能性もあると思っております。クリエイターエコノミーにおける問題の一つに、いまYouTubeでもSpotifyでもそうですが、トップティアしか稼げないという現状があります。クリエイターの活動を支えているようでいて、プラットフォーマーがアルゴリズム一つで生殺与奪権を握っている状況は健全ではない。そこでファンが、愛するクリエイターがアルゴリズムやプラットフォームに搾取されないように、自分たちがコミュニティーオーナーとなってやっていこう、そういう流れが出てきています」

ファンと一緒に、クリエイターが自ら作るコミュニティーが成功していく。そういうものが生まれてきたとき世の中はガラッと変わるかもしれないと小久保は話す。

「クリエイターエコノミーが発展する一方で、クリエイター自身が大きな力を持っていく、その流れはやがて日本にも来ると考えています。プラットフォームはどんどん黒子になっていき、クリエイターが良いと思ったものを選択していく社会になる」

だからこそ、Bitfanが生存戦略として重視すべきことがひとつあるという。

「サービスだけでなく、SKIYAKIという企業自体が、クリエイターフレンドリーであることです。クリエイターファーストである会社でない限り、未来では必ず淘汰されてしまうでしょう。先日、クリエイターとの意見交換会を開催しましたが、こんな技術があります、こんなトレンドがありますと我々から情報を伝えることはあったとしても、それをファンのためにどう使いますかということは決してプラットフォーム主導ではなく、クリエイターと一緒に考える必要があると思っています。これは決して綺麗事ではなく、プラットフォームの生存戦略として必須のことなのです」

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