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2022.02.09

世界初、ラグジュアリーゴルフアパレル「MARK & LONA(マーク & ロナ)」の快弾道

キューブ代表取締役社長 松村智明

コロナ禍にありながら、ゴルフ市場が活況を見せている。ゴルフというスポーツが大自然のなか少人数で行われ、ソーシャルディスタンスが保てることが主な理由だとみられているが、そのなかでも売り上げを大きく伸長させ好調なのがラグジュアリーゴルフアパレルブランド「MARK & LONA(マーク & ロナ)」だ。ブランド創設者であり、代表取締役社長兼クリエイティブディレクターである松村智明に成功の秘訣と今後の展望をたずねた。


ゴルフは紳士のスポーツだと言われ、一部のゴルフクラブではドレスコードも厳しく規定されている。たとえば、シャツは襟付き、クラブハウスの出入りはジャケット必須、ハーフパンツにはフルレングスのソックス着用、カーゴパンツはNG……など。

これらは、ゴルフがスコットランドの貴族の間で親しまれていたことに由来するのだが、その高貴なイメージの一方で、ゴルフがビジュアル的にも身近なスポーツではないというイメージを固定させてしまうことにもつながっているだろう。

そんななか、「MARK & LONA(マーク & ロナ)」はゴルフの世界に上質なファッションの楽しさをもたらした、世界でも初のラグジュアリーゴルフアパレルブランドだ。2006年に米国ロサンゼルスで鮮烈なデビューを果たした後、2008年にMARK & LONAへ改名。2018年には大手ゲーム会社ネクソンとの資本提携を発表し、ブランド創設10周年の節目として、木村拓哉をブランドアンバサダーに迎えた。

ゴルフアパレルブランドとしては異色に有名タレントを起用し、スタイリッシュなキャンペーンヴィジュアルを発表したことも記憶に新しい。コロナ禍にあっても売り上げは大きく伸長しているというが、「MARK & LONA(マーク & ロナ)」の快進撃はどうやってもたらされているのだろうか。

 唯一無二であること。




「ブランドを始めてからもしばらくはゴルフに興味を持っていなかったんです」と冒頭から驚かせてくれた松村。1967年、神奈川県湘南に生まれた松村は幼少のころからファッションに興味を持ち、「シャツやパンツをリメイクして履き、(横分けに見せたくて)前髪をナナメにカットするような」少し風変りな小学生だったという。

そんな松村は長じてスケートボードやスノーボード、古着と、その周辺のカルチャーやライフスタイルに特化したセレクトショップを1994年にオープン。2022年の現在でこそファッションとカルチャーをクロスボーダーするライフスタイルストアが人気だが、その概念すらなかった94年当時の湘南にはさぞ斬新に映ったことだろう。商品の買いつけで世界を飛び回るうち、海外ブランドのコンサルティングやリブランディング、デザイナーや代理店業務を請け負うようになり、08年には自身がクリエイティブ・ディレクターを務めるブランド「MARK & LONA」のローンチへとつながった。


「MARK & LONA」2022年の春夏コレクション「Time Traveler」より。縫製後に1点ずつ色を吹き付けているカットソーなど、随所にこだわりが光る。

ファーストコレクションが発表された当時、周囲をまず驚かせたのは、スカル(骸骨)やカモフラ(迷彩柄)など、それまでのゴルフアパレルにはまったく存在しなかったストリートからインスパイアされたモチーフやパターンにスワロフスキーやゴールドのチェーンなどラグジュアリーな高級感をもちこんだ革新的なデザインだった。

「自分としては珍しいものを創るつもりではありませんでした。スカルは、世界に通じる革新的なアイコンであり、新しい未来や生命への希求の象徴だし、カモフラも、ゴルフコースを上から俯瞰して見たら、バンカーや池、グリーンの起伏がぼくにはカモフラにしか見えなかったというだけ。当時はそれほどゴルフに詳しくなく、先入観や偏見なく、デザインする上で自分達が楽しめるものだけを創っていました。コンセプトは『ゴルフに自由を。』。『MARK & LONA』が誕生する以前は、世界的にも没個性的でコンサバなウエアが主流でした。」(以下カッコ内は松村)


ブランド創設から14年目を迎えた現在も、ディレクターとしてシーズンテーマから1点1点のネーミングまでを手掛け各プロダクトのクオリティチェックも欠かさない。

固定観念にとらわれない「MARK & LONA」の革新的な世界観は、 “没個性でコンサバな”ウエアに飽きていた男性ゴルファー、スタイリッシュなゴルフウエアを渇望していた女性ゴルファーらに絶大な支持をもって受け入れられた。2010年代に入ってからはアスレジャー(スポーツウェアを日常着として着る)のトレンドもあり、日本のみならず韓国でも急成長。売り上げ、消化率ともに前年を超え続けている。そこに、このパンデミックがやってきた、というわけだ。

「ゴルフはコロナ期にあっても安全なスポーツだと認識されたことは幸いでした。ただ、クラウド環境の整備やリモートワーク、デジタルコンテンツの制作など、以前からDXを進めていたことも、弊社にとってはパンデミックにおける追い風となりました」

これまでに国内9の店舗と公式オンラインストアのほか、海外では韓国に約43店舗を展開。20年10月には、新たに世界市場をターゲットとした越境EC「MARK & LONA GLOBAL ONLINE STORE」をローンチし、ブランド発祥の地である米国、中国、韓国、タイ、台湾、カナダなどでさらなる市場を獲得するための販売プラットフォーム拡張にも余念がなかった。22年からはメゾンブランドを主に取り扱う欧米の高感度セレクトを中心に海外卸事業も再開するという。

現状に満足することなく、常に革新的なことを求めてきたという松村だが、アフターコロナをどう見据えているのだろう?

「我々が目指しているのは日本発の“プレミアムラグジュアリーブランド”。『MARK & LONA』はゴルフアパレルブランドとカテゴライズされていますが、ライフスタイルが多様化している現在では、ゴルフのシーン以外でも愛用してくだっているお客様が多数いらっしゃいます。ゴルフに限らず、優雅な時間を共にするパートナーとしていい思い出が作れるような服を創っていきたいと考えています」

ゴルフの世界にファッション性をもちこみ、唯一無二のラグジュアリーゴルフアパレルというカテゴリーを創出した先駆者は、すでにその先を視野に入れている。

MARK & LONA
https://www.markandlona.com/

Promoted by MARK & LONA / text by Miyako Akiyama Photographs by Kenta Yoshizawa

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