アップルウォッチで「デジタルクラウンが廃止」の可能性

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「アップルウォッチSE」に採用の可能性


筆者は個人的に、デジタルクラウンがなくなると寂しい気がするが、特許資料には、次のように記載されている。

「ユーザーは、入力部品によって、クラウンを回転したり、押すのと似た方法で時計を操作することができる。入力部品は、ユーザーの動きやジェスチャーを認識・解釈することができるため、ユーザーは入力部品の近くで動くことで時計を操作することができる。入力部品内の光学センサーがユーザーの動きやジェスチャーを直接検知するため、筐体内の可動部品を減らし、スペースを有効活用することが可能になる。入力部品は、これらの利点と合わせて、回転したり押すことができるクラウンと同レベルの操作性やユーザー体験を提供する」

筆者は、デジタルクラウンの外見や操作性が現行モデルとなるべく近くなることを願っているが、効率性やバッテリーサイズが向上することは大歓迎だ。

今回の情報はあくまで特許資料に基づくものであり、実装の可能性や時期は不明だ。2022年のアップルウォッチのシリーズ8は、シリーズ7と外観がほぼ同じになることが予想されるため、デザインを刷新するタイミングでこの新機能が実装されるかもしれない。

また、特許資料に示された新デザインが今年リリースされるとしたら、第3世代のアップルウォッチSEに採用されることも考えられる。結果は、今後の数カ月で判明するだろう。

編集=上田裕資

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