ライフスタイル

2022.01.29 12:30

キャリア向上のために、自らを見直して排除すべきポイント5つ


排除すべきポイント3:失敗に対する恐怖心


失敗と成功は、互いに相容れないものではない。この2つはつながっている。リーダーたる者は、失敗を糧にして、前進に必要な勇気や不屈の精神を保ち続けている。失敗を成功のもとだと捉え直せば、マインドセットを、より前向きなものに軌道修正し、失敗は不可欠だったと思えるようになる。

失敗は教訓を得るチャンスだと考えよう。必要なのは、失敗を受け入れる力だ。「失敗」するのは、そこから何も学べなかった場合だけなのだ。

排除すべきポイント4:渦巻くネガティブ思考


自分を抑えつける心の声や他人の意見に、足を引っ張られてはいけない。自らへの語りかけは、自分にとって最も重要な言葉だ。その言葉は、頭のなかでひたすら繰り返されるものだからである。

頭の中が、否定的な独り言や、他人との不公平な比較でいっぱいになっていないだろうか。たとえば、「私はAさんよりも〇〇(自分の専門分野)について詳しくない」とか、「私は単なる〇〇(現在の自分の姿)であって、〇〇(自分の望む姿)ではない」といった考えが渦巻いていると、学習したり、成長したり、能力を伸ばしたりすることができない。

それよりも、自分に対して、もう少し思いやりをもって、友だちを大切にするような態度で接しよう。言葉にはパワーがある。だから、前向きな言葉を心がけよう。自虐的な独り言をやめ、自分を肯定する独り言に置き換えれば、抑圧された状態を抜け出して、成長に照準を合わせたマインドセットを身に着けることができる。

排除すべきポイント5:「成功への道はひとつだけ」という考え


偉大な人間になるための道はひとつしかない、という考えは捨てなくてはならない。そして、思考を入れ替えて、「こうすべきだ」という先入観を断ち切り、自分独自の道を思い描こう。

大きな成功を収めた人たちは、ありきたりな道から脇へとそれることを恐れない。豊かな道を歩んでいくために、さらに学び、スキルを習得し、経験を積もうとする意志がある。プロフェッショナルとしての自分に付加価値をつけ、自らを差別化しようという意欲に満ちている。

忘れないでほしい。自分のキャリアを遂行して不要な部分を排除すれば、より明確でスムーズかつ効果的に、キャリアを育んでいけるだろう。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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