iPhone 14は画面に「2つの穴」を持つ奇妙なデザインの可能性

iPhone 13 Pro(Sergey Eremin / Shutterstock.com)

アップルが今年リリースするiPhone 14シリーズは、「完全に刷新されたデザイン」になる見通しだ。しかし、新たに報じられた2つのリーク情報は、新たなiPhoneの戦略に大きな疑問を投げかけるもので、ファンの間でも意見が分かれそうだ。

まず最初のリーク情報は、ディスプレイ業界の専門家のロス・ヤングによるもので、彼はiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxのディスプレイの上部に、丸い穴と横長の穴の「2つの穴」が設けられると述べている。円形のパンチ穴には、Face IDのドットプロジェクターが格納され、横長のカプセル剤のような形の穴には、フロントカメラとFace IDの赤外線カメラの両方が格納されるという。

これまでの予想をほぼ全て的中させているヤングは、「この2つ穴のデザインはアップル独自のものになるだろう」と述べている。このデザインは、アップルが見た目の差別化を図るために、iPhoneの「i」を水平に配置したようにも見えるが、好みが分かれそうだ。

一方、2つ目のリーク情報も同様に頭を悩ませるものだ。MacRumorsが掲載した香港の証券会社Haitong International SecuritiesのアナリストのJeff Puのレポートによると、アップルは標準モデルのiPhone 14とiPhone 14 Maxについて、アップグレードとダウングレードを組み合わせた不思議な計画を立てているという。

Puは、アップルがこの2つのモデルのディスプレイをiPhone 14 Pro と同じ120HzのProMotionディスプレイにアップグレードし、RAMの容量を4GBから6GBにすると述べている。その一方で、アップルは2つのモデルのストレージを128GBから64GBにダウングレードすると予測しており、これは大きな反発を招くことになるだろう。
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翻訳=上田裕資

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