マネー

2022.01.18

【1月第2週資金調達まとめ】葬儀サービスのよりそうが35億1000万円の資金調達

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estie


調達額:10億円
調達先:​​ グローバル・ブレイン / グロービス・キャピタル・パートナーズ / 東京大学エッジキャピタルパートナーズ
備考:シリーズAラウンド

オフィス探しをシンプルにするための物件探索・提案プラットフォーム「estie」などのサービスを運営しているスタートアップ。

「estie」はオフィスを探す企業向けの不動産検索サービス。物件情報を集約して1箇所で比較できるようなプラットフォームがなく、可視化されている情報もなかった分野において、希望条件を入力すれば不動産エージェントよりオファーが届くというもの。

「estie pro」は各社が異なるフォーマットで開示するPDF資料から必要なデータを自動で取り込み同社のデータベースに反映する。瞬時に正しい情報をwebソースではなくPDFから取得できることが強み。従来人手によらざるを得なかったものを自動化した。

2021年9月に開催された“ICCサミット KYOTO 2021”において優勝している。

また、2022年1月には、シリーズAラウンドにおいてグロービス・キャピタル・パートナーズと東京大学エッジキャピタルパートナーズ、グローバル・ブレインを引受先とする約10億円第三者割当増資を実施。

今回調達した資金は、採用・組織体制の強化に充て、不動産業界を中心に複数サービスを継続的に開発・提供するマルチプロダクト戦略を推し進めることで業界のDX実現を目指すとしている。

インフォステラ


調達額:5億円
調達先:三菱UFJキャピタル / Pavilion Capital / ICMG Partners / QBキャピタル / NCBベンチャーキャピタル
備考:シリーズBラウンドファイナルクローズ / QBキャピタルとNCBベンチャーキャピタルは共同で運営するQB第二号投資事業有限責任組合を通じて出資

周回衛星向け地上局共有プラットフォーム「StellarStation」の開発を行い、アンテナの共有による衛星通信の実現可能性を検証しているスタートアップ。

「StellarStation」は柔軟性と拡張性に優れたクラウドベースの地上局プラットフォームだ。衛星運用者は一度のセットアップで、世界中の地上局にアクセスが可能。一方、地上局オーナーは、地上局非稼働時間を他の衛星運用者に貸出すことにより、収益につなげることが出来る。

2021年1月には、軌道上の衛星と実証実験を成功し、2021年5月以降、商用衛星向けのダウンリンクサービスを欧州政府系機関向けに提供している。

2022年1月、シリーズBラウンドのファイナルクローズにおいて三菱UFJキャピタルやPavilion Capital、ICMG Partners、QBキャピタルを引受先とする第三者割当増資によって5億円の資金調達を実施。

今回の調達を通して、宇宙ビジネスの成長に向けて、周回衛星の事業者様に地上セグメントのトータルサービスを提供するため、通信エリアの拡大や衛星オペレーター向け規制対応やライセンス取得サポートの充実などに注力する方針だ。

文=STARTUP DB

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