キャリア・教育

2022.01.15 21:00

何をすべきか分からないときも、最良の決断を下す3つのコツ

Hill Street Studios / Getty Images

「正しい」決断をする方法や「直感に従う」方法が分からないのに、そうしろと言われればストレスを感じるかもしれない。何をすべきか分からない場合や選択肢が多過ぎる場合、意思決定は難しいものになりかねない。ここでは、最良の決断を下す3つの方法を紹介する。

1. メリットとデメリットを書き出し、可視化・評価を行う


今後選択できる可能性があるものについて、それぞれの良いことと悪いことを書き出そう。書き出すことで、強制的にそれぞれのケースについて考え、分離して評価できる。

選択肢を可視化することで思考も整理され、自分の思考をコントロールしているという感覚が高まる。意思決定をする上で重要だと考える基準を最初の行に作成し、次の2つの行にメリットとデメリットを書くことで効果が期待できる。

2. 他者から助言をもらう


決断は自分一人で下さなければならないわけではなく、他者の考えや視点を活用できる。

他者と問題なく共有できる話題であれば、信頼できる同僚や友人、家族に尋ねてみよう。相手があなたのためを思っていれば、重要な決断を下す助けになってくれるかもしれない。

相手にはあなたが見逃した側面が見える可能性があるし、他者の体験から、自分が特定の選択をした場合にどうなるかに関する見識が得られる場合もある。他者からの情報を役立て、自分にとって最良の決断を下そう。

3. 正しい決断はない可能性を受け入れ、自分の決断を尊重する


自分自身で評価を行い、他者に助言を求めたら、どのような決断を下すべきかについて今までより明確に理解できているはずだ。しかしそれでも、2つの選択肢の間で揺れ、決めかねている場合があるかもしれない。

ここで重要になるのが直感だ。論理的な分析や推論を全て完了したら、感覚に従おう。

決断を下す締め切りを決めておくこと。締め切りが来たら、決断をして気持ちを安らかにしよう。自分を信じ、尊重し、愛すること。人生で大事なのは自分にできるベストを尽くすことで、あなたにはそれ以上のことはできない。

意思決定は常に楽なものではない。心地よく感じるようにするには、計算されたアプローチを取ること。メリットとデメリットを特定・評価し、他者の視点を尋ね、自分の決断を受け入れよう。

翻訳・編集=出田静

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