自分の人生に満足していないと気づいたら 実践すべき3つのこと

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2. 通常を破壊する


アインシュタインは「同じことを何度もやり続けて違う結果を期待することは非常にばかげている」と述べた。

クラスノデンブスキは「これまで心に思い浮かべていたことで、頭でそれはできない、あるいは別のことをすべきだと考えてできないことはあるだろうか」と自問することを促し、「この心の中のサイクルにより、体の中に抵抗と不満が蓄積し始める」と述べた。

解決策は、いつものルーティンをやめることだ。1日休みを取って何もしない日にしたり、人生で行きたいと思っていた場所への旅を予約したり、大胆なアイデアを実現するため触発された行動を取ったりすることがその例だ。

通常のルーティンや頭の中の絶え間ない思考を破壊することで、より革新的になり、それまで現れなかったような新たな道を目にする余裕が生まれるかもしれない。

3. 休憩の力を意識する


自分の生活の監視者となること。クラスノデンブスキは「これはいくつかの方法で実践できるが、大事なのは自分を徹底的に分析・理解することだ」と指摘した。

「自分についてより多くの情報を持てば持つほど、人生のかじ取りがよりうまくなる。1日を通して何にエネルギーを感じ、何にエネルギーを吸い取られるかを手短に書き出すことで、自分がどのように時間を使っているかを評価しよう。

「1、2週間記録した後で、自分が元気を与えられることと吸い取られることのどちらに時間を使っているかを確認する。心の中で考えていることを棚卸ししよう。常に繰り返されている思考は何だろう?

「こうした絶え間ない思考は、その人の一生の仕事の一部であり、満足できる生活を設計する障壁になる。自分が尊敬する人に関心を払うことを忘れないこと。あなたが他者に見出すものは、あなた自身を反映するものだ。たとえそれが、怒りや嫉妬を感じる対象だったとしてもだ。

「こうした人も、あなたが真に求めているものを示す強力なヒントになり得る。速度を一度下げることで、その後スピードを上げるときによりスムーズかつ楽に進めるようになる場合もあることを覚えておくこと」(クラスノデンブスキ)

クラスノデンブスキの先述の著書の最終章には「あなたの心は、頭が理解できないことを理解している」とある。それでも毎日頭を使って休憩を大事にし、感情を整理し、破壊的で意図的な行動を取ることを習慣とすれば、素晴らしい成果が出るようになるだろう。

翻訳・編集=出田静

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