トランプのSNS「トゥルース・ソーシャル」、2月21日始動へ

Leon Neal/Getty Images

トランプ前大統領の新会社「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)」が、米国のプレジデント・デーの祝日の2月21日に、独自のSNSを立ち上げることが分かった。

このニュースを最初に報じたロイターによると、「トゥルース・ソーシャル(TRUTH Social)」と呼ばれるSNSの立ち上げ日は、アップストアのリストに掲載され、関係者がこの日がサービス開始日であることを認めたという。

トゥルース・ソーシャルは、ツイッターに似た機能を持つSNSで、投稿にいいねを押したり、プライベートメッセージを交換したり、"トゥルース(真実)"をつぶやくことが可能という。

開発者によると、トゥルース・ソーシャルはあらゆるイデオロギーに対してインクルーシブなプラットフォームであり、リベラル派や保守派、リバタリアンなどの人々が、意見の違いを乗り越えて交流する場所になるという。

トランプ・メディアは昨年10月、SPAC(特別買収目的会社)のデジタル・ワールド・アクイジション(DWAC)との合併により上場し、保守派向けのSNSやサブスクリプションサービスを立ち上げると発表した。

DWACの株価はその直後に400%近く急騰して94ドルを超えたが、その後は40ドル付近まで下落し、6日の市場で再び上場して60.27ドルをつけた。

昨年10月末の世論調査では、共和党員の60%以上がトゥルース・ソーシャルの利用を計画していることが示された。しかし、Parlerなどの右派向けのSNSは、思ったほどの支持を集められずにいる。

編集=上田裕資

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