創造性とより深いつながり
ハンドメイド、DIYなど個人の創造性を生かすようなものへの出費は、2022年も引き続き多くなるとみられている。ジョンソンは、「何かを作ることが喜びをもたらす」ことに多くの人たちが気づいたのだとして、次のように説明している。
「消費者たちは、日用品、特に自分で作ったものが真の意味を持ちうることに気づいたのです。DIY人気は今後も続くでしょう」
そのほか、ショピファイのサイトで2021年に売れ行きが良かったのは、おもちゃやゲーム、ホビー関連の商品だという。ジョンソンは、「カードゲームが実りある会話を促すこともあるのです…先行きが不透明なときに、私たちはお互いのつながりを深めることを求めています」と述べている。
ペットブームが継続
パンデミックが発生して以来のペットブームは、2022年も続くと見込まれている。ショピファイで2021年に最も販売数が多かった商品の一つは、ドッグカメラ(ペットカメラ)の「ファーボ(Furbo)」だった。
ピンタレスト(Pinterest)が毎年公開するトレンドレポートによると、ユーザーが最も関心を示している(購入の可能性が高い)のは、ペット関連の製品だ。
求められる「色彩」と喜び
2022年、消費者はそれぞれの自宅と同様に、「色」を重視するようになるとみられている。ジョンソンは、「色は喜びをもたらすもの」だとして、「今、生活により多くの喜びを求めていない人がいるでしょうか?」と指摘する。2022年に重視されるのは、生活に喜びをもたらすものを見つけること、そのために役立つ製品だという。