プレムジ・インベストは、バンガロール本拠のソフトウェア企業ウィプロ(Wipro)のCEO兼会長のアジム・プレムジが設立した投資会社で、今回のラウンドには既存出資元のソフトバンクやロンドンのSteadview Capital、プネに拠点を置くベビー用品のEコマースサイトFirstCryも参加した。
昨年4月に設立されたグローバルビーズは、インド国内外のD2Cブランドに投資を行い成長を加速させるロールアップ型(アグリゲーターとも呼ばれる)のEコマース企業で、栄養補助食品メーカーのHealthyHeyやアイウェアブランドのIntellilensなどに投資している。
インドではここ最近、数多くのユニコーン企業が誕生しており、フォーブス・インディアによると2021年の最初の8カ月間で新たに26社のユニコーンが生まれていた。
インド政府が支援するIndia Brand Equity Foundationによると、インドのEコマース市場は、2020年の462億ドルから2025年には1114億ドルに成長する見通しで、2030年には3500億ドル(約40兆円)に達すると予測されている。