2. 自分の視野は変えられる
今は広い視点を持ち合わせていなくても、新たなレンズを通して物事を見るように思考を変えることは可能だ。
例えば、自分がやっているのは「ただの仕事」で、出退勤を日々繰り返しているだけだと感じる人は、自分の知力や能力は不変だという思考で凝り固まってしまっている。さらには、不安を払拭できずに、自分の仕事はどうでもよいという気分になり、負のスパイラルに陥ってしまう。
一方で成長志向の考えを持つ人は、自分は改善が可能であり、これから伸びていくのだと信じ、どんな機会も成長と学びのチャンスと捉えることができる。自分がいる環境を訓練の場だとみなして、人との協力や自分の貢献度が多少なりともより大きなものに役に立っていることを理解している。またこうした人は、自己認識の力を利用して、キャリア関連の活動に目的意識をもって臨み、可能性を追い求めることができる。