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2021.12.21 12:30

【12月第3週資金調達まとめ】配送マッチングプラットフォームのCBcloud、60億円調達


ルクサナバイオテック


調達額:12億2000万円
調達先:新生キャピタルパートナーズ / 大阪大学ベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / 日本ベンチャーキャピタル / ヘルスケア・イノベーション / 宇部興産
備考:シリーズB / 新生キャピタルパートナーズはNew Life Science 1号投資事業有限責任組合より出資 / 大阪大学ベンチャーキャピタルはOUVC1号投資事業有限責任組合より出資 / 日本ベンチャーキャピタルは阪大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合より出資

安全性と有効性の高い新規核酸医薬品を開発する大阪大学発のスタートアップ。

核酸医薬とは、従来の低分子医薬品や抗体医薬品では標的にできなかった、遺伝子から放出される伝達物質(RNA)を創薬ターゲットとする手法であり、次世代の医薬品として高い期待が寄せられている。

一方で核酸医薬品の開発においては、“核酸分子の生体内での不安定性”、“副作用の懸念” 等の克服すべき課題があることが指摘されている。

これに対し、技術アドバイザーである小比賀教授の研究成果である人工核酸技術は、標的とする核酸に対する高い結合親和性と安定性を保ち、毒性を抑えることが可能。

同社は、この人工核酸技術を活用し、核酸医薬の実用化促進に貢献し、核酸医薬品市場の拡大に寄与することを目指している。

2021年12月には新生キャピタルパートナーズや大阪大学ベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、日本ベンチャーキャピタル、ヘルスケア・イノベーション、宇部興産を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額12億2000万円の資金調達に成功した。

この調達を通し、同社株主の有する核酸医薬品事業における広範な技術・知見、およびグローバル・ネットワークも活用しながら、さらなる事業展開・海外展開を目指していく方針だ。

文=STARTUP DB

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