ビジネス

2021.12.21

職場での貢献を認め、感謝を伝え合うためのプラットフォーム

Thomas Barwick / Getty Images


ワークヒューマンは、ポジティブで幸福感にあふれ、モチベーションの高い職場環境を創出したいと考える多くの一流企業に、プラットフォームを提供している。同僚どうしのプログラムでは強い所属意識が生まれる。また、「給与を1%以上上乗せするプログラム」は、オンラインでの称賛に比べて、「『良い』または『素晴らしい』と評価される確率が86%も高い」という。

小さなことの積み重ねは、時に大きな結果につながる。誰かに褒められて、気分が良くなったあなたは、他の誰かに同じことをするだろう。これが、思いやり、共感、応援の企業カルチャーをつくる。今、私たちが経験している苦難を考えれば、こうしたカルチャーは本当にかけがえのないものだ。

かつて上司の態度といえば、「給料をもらっているのだから、そのぶん仕事をしろ」といったものだった。もしかしたらたまには、誕生日にピザパイを持ってきてくれたり、あなたが決して使わないような店のギフトカードをくれたかもしれないが。しかし、ワークヒューマンには、もっと良い社会的承認と「ランダムなちょっとした親切」に向けた戦略がある。少額のチップが頻繁に支払われることで、こうした価値観が強化され、他の人も、自分もそうしようと思うようになるのだ。

誰かに評価と感謝を示すことは、自分のためにもなる。そうすることで自尊心が高まるし、相手はお返しに親切にしてくれる。同僚や上司は、あなたの寛大さやポジティブさを評価して、重要なプロジェクトであなたに声をかけたくなるだろう。

身の回りにある良いことだけを考える行為は、あなたのマインドセットをポジティブに切り替え、あなたをもっと幸せにしてくれる。家族や職場の仲間たちに、あなたがどれだけ彼らの努力を高く評価しているかを伝えれば、彼らは誇らしさに目を輝かせる。自分の一言で彼らが良い1日を過ごせたと知ったら、あなたの気分も上がるはずだ。

翻訳=的場知之/ガリレオ

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