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(c)Modern Animal

フォーブスの「30アンダー30」の受賞者のスティーブン・アイデルマン(Steven Eidelman)が共同創業したペットの医療ケアのスタートアップ「モダンアニマル(Modern Animal)」は、2021年7月に累計7550万ドル(約86億円)を調達したことを発表した。同社は、それまでの1年間の間に、シリーズAで3550万ドル、シリーズBで4000万ドルを調達していた。

モダンアニマルは、21世紀型のペットの医療ケアの実現を目指しており、CEOのアイデルマンは、ペットの飼い主が感じる不安やストレスを軽減したいと述べている。彼はまた、離職率が非常に高く、若い獣医師が多額の学費ローンを抱えている獣医業界の現状を変えたいと考えている。

「素晴らしい獣医師はたくさんいるが、その数は十分ではない。特に今は、パンデミックの後のペットブームで、どうすれば医師たちが効率的な医療を行えるかを考える必要がある」と彼は話す。

モダンアニマルは、テクノロジーの活用とインテリジェントな労働モデルを生み出すことで、この問題を解決しようとしており、特に遠隔医療サービスに注力している。

同社は、ペット1匹につき年会費100ドルの会員制モデルを採用しており、この年会費には、すべての検査費用と24時間365日の遠隔医療が含まれている。さらに、救急診療などを除く一般の獣医師が提供するすべてのケアを提供することで収益を上げている。

モダンアニマルのウエストハリウッドの拠点の会員数は4000人の定員に達し、キャンセル待ちの状態という。アイデルマンによると、各会員は年間約1000ドルを支出し、平均して年に5回来院し、遠隔医療で年に約40回、診断を受けているという。同社は、2022年の夏までにカリフォルニア州内に約12カ所の拠点をオープンする予定という。

ウクライナからの移民の両親のもとに生まれたアイデルマンは、ペンシルバニア大学を卒業後に経営コンサルタントとして働き、Whistleというペット用ウェアラブル企業を共同創業し、2016年に1億1700万ドルで売却していた(彼は、Whistleの取り組みを評価され、2014年の30アンダー30に選ばれた)。

その2年後の2018年に、アイデルマンはロサンゼルスを拠点とするモダンアニマルを共同創業した。

編集=上田裕資

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