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(c) Aurora

自動運転テクノロジー企業の「オーロラ(Aurora)」は、2023年から自動運転の大型トレーラーを用いた物流サービスを開始する計画だ。同社は、ウーバーが運営する物流業界のマーケットプレイスのUber Freightに、自社のシステムを統合しようとしている。

オーロラは12月15日、同社の自動運転テクノロジーを搭載したトラックがテキサス州で、Uber Freightのシステムを通じて予約され、貨物の運搬を開始したと公式ブログで発表した。

「Uber Freightのテクノロジーを活用することで、現地の物流企業と当社のオペレーターの間でシームレスなやり取りを可能にする」とオーロラは述べている。オーロラが運営する、自動運転によるトラック輸送のサブスクリプションサービスである「オーロラホライゾン」は、今後2年間でUber Freightのプラットフォームに統合されるという。

物流業界では、トラックの待機時間の長さなどの非効率な運用体制が大きな課題になっているが、Uber Freightは、運送業者と貨物をマッチングさせるマーケットプレイスで、この課題を解決しようとしている。オーロラホライゾンを、Uber Freightに統合することで、より多くの荷物を自動運転で運ぶことが可能になるとオーロラは述べている。

ここ最近のサプライチェーンの問題は、ドライバー不足の問題と相まって、物流トラックの自動運転化を目指すTuSimpleやEmbark、ウェイモ、オーロラなどの企業の注目度を高めている。ウェイモとオーロラは、自動運転を活用した個人向けの乗車サービスにも取り組んでいるが、自動運転の物流サービスは、近い将来に有利なビジネスになる可能性がある。

オーロラは2020年末にウーバーの自動運転テクノロジー部門のATGを買収し、ウーバー側もオーロラの主要な投資家の一社となった。また、オーロラは今後数年以内に、ウーバーに自動運転システムを提供しようとしている。

11月にSPAC(特別買収目的会社)との合併で上場を果たしたオーロラの株価は、15日のナスダック市場で9.6%上昇し、13.22ドルをつけた。

編集=上田裕資

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