「遠隔運転」でモビリティ革命目指す独企業Vayが100億円調達

(c)Vay


デルオーエは、技術的にも資金的にも米国のライバル企業が先行しているとしても、遠隔運転がそのギャップの一部を埋めることができると述べている。「例えば、高速道路を30km直進することが分かったら、その部分は自動運転に任せて、交差点などでは遠隔地のドライバーが操作を行うようなことが可能になる」と彼は話している。

2018年に設立のVayは2019年1月のシリーズAで3000万ドルを調達し、ベルリンで遠隔運転車のトライアルを開始していた。今回のシリーズBでは、新たな出資元のKinnevik、Coatue、Eurazeoが参加する一方、アトミコ(Atomico)のパートナーでUberの元取締役であるNiall Wassが会長に、アトミコとスカイプの創業者のNiklas Zennströmが取締役に就任した。

編集=上田裕資

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